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夏のキャンプではとにかく標高を上げるのが良い!って、何メートルがいいの?

C.C STYLEチャンネルファミリーキャンパー、キャンプ愛好家

 こんにちは、ちからです。梅雨に入って蒸し暑くなってきましたね。あと少ししたら梅雨も明けていよいよ夏本番です。そんな暑い時期のキャンプは「とにかく標高を上げたほうが良い!涼しいよ!」とよく聞きますが

標高何メートルが良いの?

って思いますよね。体感温度は人によって感じ方が違いますが、私の経験と今年の目標としている標高について紹介をしていきます。
暑い夏キャンプも涼しく快適に過ごしたいと思っている方はぜひ参考にしてください。

なぜ標高を上げるのか?

 夏のキャンプでは暑さ対策が必須です。暑さ対策で浮かぶのが扇風機を持っていったり、水辺でのキャンプをしたりすると良い。そのようなイメージがありますよね。それはそれで涼しいですが、それらの対策では気温が下がっているわけではありませんので風がこなかったり、水に入ったりしないとそこまで涼しくはないんです。根本的な解決策としては気温を下げることが効果的です。気温を下げる?と無理なことを言っているように聞こえますがそれは簡単で、標高の高いキャンプ場へ行くこと。それだけで根本的な暑さ対策になります。なので、夏のキャンプでは標高の高いキャンプ場をおすすめしています。

暑い夏のキャンプでは、標高を上げよ!!

100mで0.6度

 標高が高ければ高いほど良いのですが、標高が上がるとどれくらい気温が低くなるのか。100m標高が上がると0.6度気温が下がると言われています。具体的な気温の変化としては以下の通り。

標高 0m   : 34.0度
標高100m  : 33.4度
標高500m : 31.0度
標高800m : 29.2度
標高1000m : 28.0度

単純計算するとこのような温度となります。細かく言えばこれの通りにはならないとは思いますが、おおよその目安として考えてください。暑い夏のキャンプ、標高0mのキャンプ場と標高1000mのキャンプ場。どちらが快適に過ごせそうでしょうか。

最低800m

 私の経験上の話をさせてください。夏のキャンプでは最低標高800mは狙いたいと考えています。真夏のファミリーキャンプでは高原にあるキャンプ場へよく行くのですが、そこは標高850m程です。その標高でも陽が出ると暑くて大変なのですが、それでも最近の夏の気温を考えるとかなり涼しく感じます。そもそも私自信が暑がりで汗っかきのため、夏は出来る限り涼しいキャンプ場を選ぶようにしています。標高800mあれば、30度付近までは気温を下げることができるので、かなり快適に感じることができます。そのため、夏キャンプでは最低でも標高800m以上のキャンプ場を選ぶようにと私は決めています。

今年は1000m以上を目指す

 今年の夏も800m狙いなのか?と言うと、さらにもう一段階上の涼しさを求めて、標高1000mを超えてみたいと考えています。行きたいキャンプ場の標高は1200mとかなり高いところにあるキャンプ場です。ここまで上がれば暑いと感じることはないかな?と考えています。

標高を上げる時の注意点

 標高を上げるときに気をつけておきたいことがあります。何かと言うと「夜の気温低下」です。昼で涼しいと言うことは標高が上がれば夜も当然涼しくなります。場合によっては寒く感じることもあります。標高を上げる際は夏キャンプだとしても寝袋や上着はしっかり持って行く方が良いかと思いますので、忘れないように準備をしておきましょう。

いかがでしたでしょうか?暑い夏キャンプも涼しく快適に過ごしたいと思っている方は”キャンプ場の標高”を意識して計画を立てると、涼しい夏キャンプができると思いますので参考にしてください。

最後までご覧いただきありがとうございました。

また次回の記事でお会いしましょう。

キャンプでワクワクを!

ファミリーキャンパー、キャンプ愛好家

ファミリーキャンパーで3児の父親。自身がキャンプを始めた時にわからない事が沢山あり失敗の連続。そこから学んだ経験や知識を活かし、YouTubeでは「キャンプ初心者のわからないを解決!」をテーマに、キャンプ初心者に向けたルールやマナー、ギアの選び方についてわかりやすく解説をしています。1人でも多くのキャンプ初心者の役に立つ情報を今後も発信していきます。

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