【習志野市】京成線大久保駅すぐ「Salon de thé La pluie」で心と体をリトリート
京成線大久保駅から徒歩わずか2分、2024年10月8日(火)にひっそりオープンした「Salon de thé La pluie(サロン・ド・テ ラプリュイ)」。名前の通り、La pluieはフランス語で「雨」。筆者が訪れたその日も、柔らかな雨がしとしとと降っていました。
お店の玄関を開けるとふわっとアロマの優しい香り。穏やかな間接照明が、心と体をゆっくりと解きほぐしてくれます。店内は、外の喧騒を忘れるかのような静かな空間。
店主の山本さんは「生活の木」や「サンタマリアノヴェッラ」などの有名なハーブ会社で経験を積み、AMPP(フランス植物療法普及医学協会)のマスターメディカルフィトテラピスト資格を取得したフィトテラピーのエキスパート。そんな山本さんは地元である大久保に新たなリトリートカフェをオープンしました。
フランス語の店名や山本さんの経歴に「ハードルが高いかも?」と躊躇する方もいるかも知れませんが、ご安心を。山本さんの気さくなお人柄はすぐにその気持ちを打ち消してくれます。アロマとの出会いからフィトテラピーの魅力、開業までのストーリー、お店のメニューへのこだわりに至るまでの話は、学びと癒しに満たされた時間であっという間に過ぎてゆきます。
特に香り豊かなショコラ・ショーや自家製ジンジャーエール、そしてご近所の台湾茶専門店「圓心茶荘」さんの古樹茶とのコラボでハーブで煮出しているチャイなど、どれも山本さんが自信を持っておすすめする一品です。
筆者は日常的にルイボスティーをよく飲むのですが、こちらのオリジナルブレンドのルイボスティーはまだ味わったことのない新たな展開に驚かされました!
近所の方がテイクアウトで注文したハーブティーも試してみたところ、甘味と酸味、そしてスパイスの調和がとっても見事。心までじんわり温まる美味しさでした。
山本さんの選んだショコラやアイスクリームも、一口食べれば、その奥深さに感動せずにはいられません。
「美味しいだけでなく、感動してもらえるものお出ししたいんです」。人を喜ばせることも、驚かせるのも好きな山本さんの本気と茶目っけを感じます。このアイスクリームを食べた時の感動は、自分が目を丸くしているのを実感したほどでした。
「Salon de thé La pluie」は、忙しい日常から一歩離れ、心身のバランスを取り戻す場所。お一人でも、友人と一緒でも、ここで過ごす時間は特別なものになります。時にはグループで何かしらの学びのプログラムを行うもよし、その場合は内容とリクエストによっては山本さんが講師をしてくれることも。
また、来店する方同士も自然と打ち解け、笑顔で別れを告げるシーンが印象的。 落ち着いたインテリアとオリジナルの茶器が、非日常的なひとときを演出してくれます。
今度のお休みは、時間をたっぷり取って「Salon de thé La pluie」で心と体を癒してみてはいかがでしょうか。
◆Salon de thé La pluie◆
営業日時:日13-18/月・水・木:13-2/金・土14-21
定休日:毎週月曜/第1&第3火曜日
その他、詳細は公式Instagramをご確認ください。