【徹底比較】黒クマを最もカバーするコンシーラーはどれ?
エイジング美容研究家・美容ライターの遠藤幸子です。頑固な目の下のクマにお悩みの方は、多いのではないでしょうか。
執筆業中心の筆者自身も実はそのひとり。それだけに、スキンケアでは解消法を、メイクではカバー法をいろいろと試してきました。
今回はその経験を元に、黒クマをカバーする効果が高いと感じたコンシーラーをピックアップし、それらのカバー力について徹底比較しながら紹介します。
■黒クマカバー力に優れたコンシーラー選びのポイント
黒クマをメイクでカバーするには、クマの部分に血色感を出す必要があります。血色感を出すには、オレンジのコンシーラーがぴったり。
しかし、オレンジのコンシーラーだけでカバーすると、肌のトーンが暗くなるなど塗らなかった部分との肌色に差ができてしまいます。
そこで、オレンジのコンシーラーのあとに明るいベージュかイエローのコンシーラーを重ねて目元に明るさを出し、肌のトーンも整えることが大切です。そういったことを視野に入れ、コンシーラーを選びましょう。
■黒クマカバーにおすすめのコンシーラー3選
筆者がさまざまな商品を試してみて、特に黒クマカバーに優れていると感じたコンシーラーは下記の通りです。
(1)ケサランパサラン「アンダーアイブライトナー」(税込価格3,300円)
クマ専用コンシーラー。新鮮な血色カラーのオレンジと、健康的な角質層の色をイメージし、光を集めるイエローを重ねることで、透明感と明るさのある目元に仕上がります。
のびやかなテクスチャーで肌に溶け込みやすく、自然な仕上がりになると感じています。
また、保湿力もあるので季節によってカサついたり、シワっぽくなったりしやすい目元にもフィットしやすいです。
(2)インテグレート「メルティフィットコンシーラー」(税込価格 1,650円)
2023年7 月に発売された新製品。ケサランパサランは薄づきで肌に溶け込む印象ですが、インテグレートはしっかり色づく印象です。そのため、少量ずつ塗り重ねるのがおすすめです。
とはいえ、厚塗り感はなく、化粧モチがよいところも好印象。何よりとろけるようなテクスチャーが心地よく感じられます。指塗りできる設計の商品ですが、筆者はブラシを使っています。
(3)&be(アンドビー)「&be ファンシーラー 」(税込価格3,850円)
クリームファンデのようなのびのよさと、コンシーラーのカバー力を持ち合わせたハイブリッドな商品。
石けんとお湯で落とせ、肌のコンディションを問わず使いやすいのが大きな魅力です。また、3色展開で肌のトーンに合わせて自分にぴったりの商品を選ぶことができます。
今回紹介するのは、2023年11月に発売されたばかりの新色「ライトピンク&オレンジ」。クマをカバーするオレンジと、ほのかな温もりを与えながら肌を明るく整えるライトピンクの組み合わせです。
■コンシーラーを塗るおすすめのツール
付属のチップなどは、あくまでもお直し用。しっかりとクマをカバーして、ムラなく、肌に溶け込むような自然な仕上がりを目指すなら、やはりブラシを使うのがおすすめです。
洗い替え用を買うほど筆者が愛用しているのが、下記の商品です。
資生堂「TSUTSU FUDE コンシーラーブラシ」(税込価格3,080円)
毛が肌のキメに入り込むような印象で、あらゆる角度から見て、自然にしっかりと気になる部分にコンシーラーを塗ることができると感じています。肌あたりの良さも魅力のひとつ。
■コンシーラーの塗り方
3品すべて同じ使い方をしました。通常塗り方は、化粧下地→オレンジ→ファンデ→イエローorベージュ→パウダーの順ですが、ここでは比較しやすいように、オレンジ→ファンデ→イエローorベージュにしました。
■いざ、徹底比較!
(1)ケサランパサラン
(2)インテグレート
(3)&be
■【結論】筆者の黒クマを最もカバーしたコンシーラーはどれ?
あくまでも筆者が自身の頑固な黒クマに使用した感想ですが、ケサランパサランが透け感のある発色で、イエローの光を集めてツヤを生む効果から、最も自然に黒クマをカバーできると感じました。
ただ、終日使用してみてインテグレートは特に化粧モチ効果が高く、崩れにくさについてはピカイチという印象でした。プチプラでリピートしやすいところも魅力的です。
また、&beは今回の商品の中で最も粘度が高く、ピタッと目元にフィットし、保湿力も高く、肌負担が軽いところに大きな魅力を感じました。カバー力も非常に高く、3品の中で最も黒クマカバーに優れているという印象を受けました。
ひとつの検証結果として、参考にしていただけますと幸いです。
Instagramでは、45歳からの若返りを意識した美容情報を発信しています。愛用品も紹介していますので、ご興味のある方はぜひご覧いただけますと幸いです。