「お魚ぱふぇ」って? そんな料理あるの?(札幌市東区)
札幌市東区に、5月11日にひそかにオープンした「お魚ぱふぇ カサナル」。コロナ禍に生まれた映えるメニューの誕生秘話とメニューの人気のヒミツをご紹介します。
コロナ禍だからこそできたアイデアメニュー!
2021年5月11日にオープンした「お魚ぱふぇ カサナル」。ここは、同じ建物内の2軒離れたところにある2014年オープンの「海鮮居酒屋 海ごころ」の離れである「海ごころ 離」内で、「離」が開く前の時間(12:00~16:00)を利用して営業しています。
新型コロナウイルスの影響で、昨年から思うように営業ができなかった「海鮮居酒屋 海ごころ」。休業中は自社の水産会社のウニやイクラなどの海産物を販売したりするなどして切り盛りしていました。昨年少し緩和された11月に「海ごころ 離」をオープンさせましたが、またもや休業要請…。
そんな中、何かで営業を続けないとと思った代表の山口聖也さんは、「店で出していた魚介をうまくアレンジして、何かテイクアウトできるものはないか」と考えました。
お寿司はあっても、海鮮丼は意外にテイクアウトしづらいということに目を付け、「海鮮丼をもう少しカジュアルに、持ち運びしやすいようなスタイルで提供できないか」ということでひねり出したのが「お魚ぱふぇ」だったのです。「名前が先に浮かんだかな? アイデアが決まったら早かった!」と山口さん。
パフェらしさを出すためにエディブルフラワーもトッピングしました。
SNSで広がる人気!
店名の「カサナル」にもつながりますが、卵焼きやキュウリ、トビッコなどを混ぜた酢飯が入った透明カップに、モリモリと魚介を重ねていき、最後に可愛らしくエディブルフラワーを添えます。
そうしたら、結果的に映えるビジュアルになり、買っていった人たちがSNSにアップしてくれ、クチコミで広がったそうです。「今の時期だから、大々的に告知もできなかったので有難かったですよ」と山口さん。
メニューは定番の6種類と各月の限定メニューがあります。人気メニューは「大海老付きお魚いっぱいぱふぇ」(950円)と「サーモンたっぷりお魚ぱふぇ」(850円)の2つがダントツです。
7月の限定メニューは「ホタテたっぷりお魚ぱふぇ」(850円)と「うなぎたっぷりお魚ぱふぇ」(950円)です。
「カサナル」では、アルコールは出しておらず、6種類のお茶があります。いずれも単体では400円ですが、「お魚ぱふぇ」をオーダーすると150円プラスでセットになります。
「海ごころ」「海ごころ 離」もオススメ!
私自身は自宅が近いので、いろいろなお魚料理が安価で楽しめるので、「海鮮居酒屋 海ごころ」にはたまに寄らせてもらっています。
昨年11月にひそかにオープンした「海ごころ 離」には、新型コロナウイルスの影響で外食を自粛していたので、まだ行ったことはありませんが、明日から札幌も蔓延防止措置も解除になるので、寄らせていただこうと思っています。
「離」の方が落ち着く店内となっているのと、日本酒がメインになっているそうです。
<お魚ぱふぇ カサナル><海ごころ><海ごころ 離>
*住所:札幌市東区北22条東17丁目3‐17
*TEL:080-6085‐2152
*営業時間:お魚ぱふぇ カサナルは12:00~16:00 海ごころと離は17:00~翌1:00
*定休日:カサナルは月曜日、海ごころは月曜日、海ごころ離は日曜日
*参考は→お魚ぱふぇ カサナルの公式ホームページ
*海ごころと海ごころ 離の情報はこちらをごらんください