いい親とは?子どもの学習や子育てに大切な親の役割5選【陰山メソッド】
いい親、良い子育てと言われると構えてしまいますね。しかし、意外といい子育て、良い親とは難しいものではありません。この記事も軽い気持ちで見てください。
その1 子どもと会話をする。
簡単なところで言うと、その日、学校がどうであったか。誰と何をしてどう思ったか等は日々話すようにしていきましょう。そして、月1度程度、子どもが不安に思っていることや、家族や親に思っていることなど深い会話もしてみましょう。
その2 子どもついて心配しない(心配しすぎない)
教育熱心な親御さんに多く見られるのですが、子どものできないことが目につき、心配しすぎてしまうことです。心配しすぎると、過干渉につながり、口煩くなったり子どもの反発をうむことになったり、指示待ち人間になってしまうことも。子どもたちにある程度ほったらかしにして、自主性を持たせましょう。
その3 子どもを適度な距離間で見守る
その2でほったらかしでもと言いましたが、ほったらかしでも勉強が伸びる子はいますが、やはりある程度、見見守ることも必要です。例えば、塾に行っていれば安心と思い、子どもの勉強を気にかけない方も少なからずいます。宿題のチェックは週1回でいいのでしてほしいものです。そうすることで子どもが理解できているか、わからないところがあるのか、勉強にどう向き合っているのか見えてきます。
そもそも勉強自体していないのであれば、一緒に勉強時間を確保し、隣についていて様子を見る。勉強はしているけど、つまずいているところがあれば、先生に相談したり、問題集をさがしてみる。塾や習い事があってないようであれば、子どもと話し今後の方針を考えるなど、それぞれ合った対応を考えるきっかけとなります。週1回の子どもの学習を見る距離間で子どもの勉強や学習に関心を持ってあげてください。
その3 朝学習の習慣をつける
これぞ、THE陰山メソッドですが、やはり朝学習はとても効果があります。朝、学校に行くまでに脳を起こした状態で授業に取り組みことは1日の学習を最大限高めることにつながります。特に、子どもたちは習い事なども多く、時間がないという子も少なからずいます。朝であれば習い事に左右されることもありません。朝の学習を習慣づけることは学力アップの重要なかなめです。でも朝は忙しいし子どもも起きないという人もいると思いますが、まずは100ます計算だけでいいので、やっていただきたい。時間にして長くて5分、早くなると1分少々です。それをするだけで変わります。陰山式スコーラという学習教室をやっていますが、そうして朝学習を始めた生徒さんがたくさんいます。親御さんからは始めてよかった、変わったというお話をよく聞きます。是非実践してほしいです。
その4 子どもの元気や活力を大切に
ここでは主に習い事の話になります。塾に習い事でスケジュールがつまり疲れている子がいます。習い事が楽しくてどれもやめられないということもあるかもしれませんが、健康を害しては意味がありません。時には親が子どもを制御することも大切です。特に成績等に影響がでているようであれば習い事や塾の取捨選択が必要となってくると思います。その子にとって今、何が重要であるかということを話し合い、親がある程度判断することも時には大切です。まずは健康第一。お子さんが疲れている顔をしていないかを時に気にしてみてあげてください。
その5 自分自身が明るく楽しく笑顔でいること
仕事や人間関係、子どもの将来など人生いろいろありますが、やはり、両親が楽しそうで笑顔でいることこそが子どもの安定や安らぎになります。家庭が落ち着いていると子ども自身も落ち着きます。心のゆとりは大切です。自分のために使う時間も確保してください。自分の幸せな姿は子どもの幸せにもつながります。難しく考えず、無理をしない。肩の力を抜いてください。頑張りすぎないでください。