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【名古屋市天白区】見ごろは今週まで「名古屋市農業センター delaふぁーむ」春の風景をレポートします

土庄雄平愛知深掘りライター(名古屋市)

名古屋が一番美しい風景を見せてくれるのが、春のシーズン。3年半、名古屋に住んできて、毎年春が待ち遠しくてなりません。

桜の名所が多いということもありますが、それに先駆けて楽しめる梅の花もたいへん素晴らしいです。中でも「名古屋市農業センター delaふぁーむ」は、2月下旬から3月には必ず訪れます。

農業の振興を目的として開設された、市民の憩いの場と言える公園ですが、春先の園内では全国有数の梅苑が満開を迎えるのです。

しだれ梅まつり期間中には、たくさんの人で賑わい、もっとも色彩豊かになるシーズン。気温も次第に暖かくなり、少し外出したいときにぴったりです。

今年の満開はやや遅め。3月9日(木)の様子を写真でレポートしたいと思います。

園内に咲き誇る12種類もの梅。紅白が織りなし、春らしいボケが絵になります

足元にはスイセン。元気に咲いて、梅と共演してくれます。まるで春のワンシーンという色彩に富んだ風景です。

梅の花が満開を迎えて散り始めています。今週末が最後の見頃になりそうです。花びらのそばには、可愛らしいハナニラのお花が。

福寿草が群生している区画もあります。今年は見事に黄色の花を咲かせていました。

梅はほぼ満開ですが、品種によってはまだ蕾を育んでいる梅もあります。花が開く前の初々しさにもなんだか癒されますよね。

梅の枝が揺られ、桜吹雪のように花びらが舞い、竹林の葉かすれの音が続きます。まだ3月ですが初夏のような清々しさでした。

カメラを構えていろんな画角を探しましたが、本日のイチオシの構図がこちら。まるで梅に包み込まれるような散策道を撮影してみました。

撮れないかな?と思っていたウメジロウですが、運よく群れに遭遇し、写真に収めることができました。

木から木へと飛び回り、無我夢中で蜜をついばむ姿には、なんだか元気をもらえますね。

ということで今年の「名古屋市農業センター delaふぁーむ」の様子をご紹介しました。梅の見頃は今週末まで。ぜひ春の癒しを求めて、訪れてみてはいかがでしょうか。

<名古屋市農業センター delaふぁーむ>
住所:名古屋市天白区天白町大字平針字黒石2872-3
営業時間:9時~16時30分
定休日:毎週月曜(祝休日の時は翌平日)
料金:無料
電話番号:052-801-5221
駐車場:第1駐車場(普通車190台)、第2駐車場(普通車34台)ともに無料。
※農業センターまつり、しだれ梅まつり期間中は有料になります。有料時1回500円。

愛知深掘りライター(名古屋市)

1993年生まれ、愛知県豊田市出身、同志社大学文学部卒。第二新卒を経験後、愛知へUターンをして、メーカー営業職とトラベルライターを両立。現在は、IT企業に勤務しながら、自然や暮らしに一歩踏み込む、情報発信に精を出す。美味しい地元グルメを探しながら、名古屋市内の色彩豊かな自然を愛でるのがルーチン。 ※12月18日からLINEにて土庄雄平「名古屋深掘りチャンネル」配信スタート!毎週月曜日の10時にお届けします。名古屋のグルメから週末おでかけ情報、ディープなスポットまで盛りだくさん。ぜひ登録してくださいね♪(記事内のリンクは、Yahoo!ニュース エキスパートとの取り組みで特別に設置しています。)

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