さて、今回はこのお店の良さを知ってしまうと、自分だけの秘密の場所にしたいなぁ～と思ってしまうくらい、素敵なお店に行ってきました。

とても静かに、そして、ゆっくりと流れる時間の中で過ごし、食材の栄養とおいしさが身体にやさしく染み、身体の奥底から元気になりました。

ここで、久しぶりにしっぽり過ごしました。

敷地内の細い道を通り、店内に入ると玄関でスリッパにはきかえます。

更に扉を開け店内の素敵なアンティークな家具に魅了されていると、奥から店主の方の温かい声で迎えられます。

本日は、とても楽しみにしていた「大豆づくしのキッシュランチコース」を予約しています。

庭のよく見える場所に座り、ゆっくりと時間が流れる中で、庭を眺めながら、心がとても落ち着いていくのを感じます。店内では、私の大好きなカーペンターズが流れていました。

まずは、温かいお茶を頂きました。

「お水は、冷たいものと白湯とどちらにされますか？」と聞かれ、白湯にしました。そんな心遣いに、心がほっこりしながら、いよいよランチです。

まずは、副菜から頂きました。サラダはとても新鮮で苦みがなく、噛むほどほんのり甘みさえ感じました。

衝撃だったのが、越冬大根の千枚漬けでした。酢漬けのほどよい酸味と大根の甘みが相まって、口の中でシャキシャキシャキといい音がしておいしくて箸が止まらなくなりました。

本日のご飯は、無農薬無化学肥料の五日目の酵素玄米です。餅米なのかな？と思うほど、もちもちしていて、噛めば噛むほどに旨みを感じます。あずきがアクセントになり、コクがあります。後で思ったのですが、千枚漬けとご飯でお寿司にして頂いてもよかったと後悔。それを考えられないほど、一品ずつ夢中に食べてしまいました。

さて、待望の伊達産寒ちぢみほうれん草のキッシュ。メインを最後に頂きました。ジャガイモと大豆がふんだんに卵液の中に入っており、食べ応えありでした。タルト生地はサクッと、具材はしっとりとして相乗して食材のおいしさを感じました。

全体的に素材そのものの味を大切にされており、素材のしっかりとした味や旨みを活かした味付けになっています。なので、調味料の味ではなく、素材のおいしさを感じました。

次は、デザートです。

大豆の入ったパウンドケーキは初めて食べましたが、大豆がパウンドケーキの生地に馴染んでいてほんのり甘みのあるしっとりとした生地でした。苦みがないコーヒーはとても薫り高く、パウンドケーキとも合いましたし、もう少し食べたいなと思うくらいでした。

さて、しっぽりと身体にいいものをおいしくほどよく食べて、身体が整いました。

食後、店主の方と少し歓談したのですが、とても穏やかで明朗快活な方で楽しい時間を過ごさせて頂きました。

ご馳走様でした(#^.^#)　また、お邪魔したいと思います。

因みに、こちらは数量に限りがあるので、予約して行かれるとよいです。

４月のスケジュールです。（５月以降はHPで確認してください）