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【河内長野市】11月、お手軽身近な秋の紅葉スポット!寺ヶ池公園のハナミズキが美しい季節になりました。

奥河内から情報発信奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

11月に入りました。秋が深まり紅葉の季節となり、市内でも延命寺など紅葉の名所にそろそろ足を運びたいところ。しかしそこまで行く必要はありません。ふだん通る並木道や身近な公園の木々を見ても、色づいてきているのがわかります。

今回、身近な公園のひとつとして寺ヶ池公園の紅葉を紹介しましょう。公園に向かう赤嶺交差点の手前。キックスからの上り坂にある並木道も赤い木々が続いています。ところでこの木の名前はハナミズキ。

ハナミズキは春の4月から5月の頃に美しい花を咲かせています。そして秋になると紅葉という別の美しい姿を見せてくれました。

ちなみに今年の4月に撮影したハナミズキの花はこちらです。

寺ヶ池公園に入ります。公園はハナミズキとイチョウがあり、イチョウも少し黄色っぽくなっていました。

ここでにハナミズキについて少しおさらいします。ハナミズキは北アメリカ原産で、東海岸からミシシッピ川あたりまで自生しています。面白いことに山岳部や西海岸にいくと、ハナミズキの自生はないとのこと。

そのハナミズキが日本に入ってきたのは、大正時代のことです。1912年に当時の東京市長・尾崎行雄(おざき ゆきお)が、アメリカのワシントンD.C.にソメイヨシノの桜を贈りました。

そして3年後の1915年にその返礼として、ハナミズキがアメリカから贈られてきます。そして今ではこうやって秋の寺ヶ池公園を赤く染めてくれました。

木によって違いがありますが、こちらの木を見ると赤い実がたくさん実っていました。

さて公園内を見ると、ハナミズキ以外の花々がオレンジや黄色に染まっているのがわかります。公園全体が秋の雰囲気に満ちていました。

また公園内には、イチョウの木も多くあり、オレンジ色した銀杏の実が落ちているのをいくつもの場所で見ました。こちらも黄色く色づくのが楽しみですが、まだ完全に色づいていません。あと10日から2週間後くらいに再訪すれば、恐らく色が変わっているのでしょうね。

紅葉を眺めていたら、あっという間に日が暮れかけてしまいました。紅葉も美しいですが、夕陽も美しい寺ヶ池公園。この日は日曜日とあって、多くの市民の姿がありました。

寺ヶ池公園
住所:大阪府河内長野市小山田町
営業時間:24時間自由入場可能
定休日:無休
料金:無料
アクセス:南海千代田駅から徒歩10分

奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

河内長野市の別名「奥河内」は、周囲を山に囲まれ3種類の日本遺産に登録されるほど、歴史文化的スポットがたくさんある地域です。それに加えて、都心である大阪市中心部に乗り換えなしで行ける複数の大手私鉄(南海・近鉄)と直結していることから、新興住宅団地が多数造成されており、地元にはおしゃれな名店や評判の良い店なども数多くあります。そして隣接する富田林市もまた、歴史文化が色濃く残る地域。また南河内地区の中核都市として、行政系施設が集まっています。これを機会に、奥河内(一部南河内含む)地域に住んでいる人たちのお役に立つ情報を提供していければと考えています。どうぞよろしくお願いします。

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