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【贅沢仕様】シャア専用よりお得?ゲルググは量産型を買え!

シゲチャンネルプラモデラー

こんにちは!
ガンプラをライフワークとするモデラ― シゲユキです。

当記事では、ガンプラの「製品構成」や「ギミック」などを紹介しています!

今回のガンプラは「機動戦士ガンダム MSV」より、

量産型ゲルググ / ゲルググキャノン です!

品名:HG 1/144 量産型ゲルググ / ゲルググキャノン [MS-14A / MS-14C] / HGUC 076
定価:1,760円(税込)
発売日:2007年3月
販売形態:一般販売

最寄りのプラモデルお取扱店でお買い求めいただけます。
ネットではガンプラの高額転売が横行していますので、購入価格には十分ご注意ください。

◆前後ショット◆

【量産型ゲルググ】
ジオン公国軍の汎用量産型モビルスーツ。
ザク(ザクII)の後継機として開発された機体で、ジオンのモビルスーツとしては初めてビーム兵器を標準搭載しています。

【ゲルググキャノン】
ゲルググの背中にキャノンパックを装備した機体。
あわせて頭部には専用の照準器が追加され、右腕には3連装ミサイルランチャー、左腕にはバックラーシールドも装備されています。

ジオン(ジオン公国)
ガンダム作品に登場する架空の国家。作中では一般的に敵方。

製品としては「量産型ゲルググ」と「ゲルググキャノン」のコンパチ仕様です。

それぞれの「一般機」と「指揮官機」も選択できるため、4種類の機体から1つを選んで組み立てることができます。(今回はゲルググキャノンの一般機として組みました)

◆サイズ比較◆

HGUC版ガンダム(バンダイホビーサイト)と並べるとこんな感じ。

設定上の頭長高は、当機が19.3mで、ガンダムが18.0m
スケールはいずれも1/144です。

ちなみにこのガンダムは縮尺がほぼ正確なので、スケールの誤差を確認するのに便利!

◆バリエ元と比較◆

当キットは 2006年10月14日に発売された「HGUC No.070 シャア専用ゲルググ」のバリエーションキットです。

成形色は異なりますが、シャア専用のキットにパーツを追加しただけの完全上位互換品となっています。

全塗装すればシャア専用にすることも可能です。

ちなみに両者の差額はたったの110円!

追加パーツは容易に換装できるものばかりですし、塗装前提の場合は圧倒的に当キットがオススメ!
武器セット付きのゲルググと言えなくもありませんw

というか付属品が豪華すぎてコスパ抜群! 超贅沢仕様なガンプラです!(^o^)/

◆パーツ構成◆

成形品 x 6、ポリキャップ、シール。

写真中央の「Dパーツ」は、初期に販売されていたものにはABS素材が採用されていましたが、最近のものはKPS素材に置き換わっています。

ポリキャップ
主にプラモデルの関節部分に使われる、柔軟性があって摩耗しづらいPE(ポリエチレン)製のパーツ。

ABS
耐摩耗性がある素材で可動部分によく採用される素材。
溶剤に弱く、塗装する場合はパーツを浸食しにくい「アクリジョン(GSI クレオス Mr.HOBBY)」の使用をお勧めします。

KPS(強化ポリスチレン)
弾力があって柔らかく可動部分によく採用される素材。
PS用接着剤が利用できて塗装も可能。

シールは通常のホイルシール。モノアイと頭部のセンサー用です。

※記事内で使ってる写真のキットはセンサーのシール(エ)を貼り忘れてました…。

ランナーの大きな写真は以下をご参照ください。
HGUC 量産型ゲルググ/ゲルググキャノン [MS-14A/MS-14C] 076(当方のブログです)

◆付属品◆

本体以外の付属品は次のとおり。

  • ビームライフル
  • ビームエフェクト x 2
  • 指揮官機用頭頂部
  • 量産型ゲルググ用パーツ
  • シールド
  • ハンドパーツ
     握り手  [左右]
     銃器用  [右]
     平手   [左]

ハンドパーツ

標準の「握り手」が一組に、「銃器用」の右手と左の「平手」が付属。

接続はボールジョイントで簡単に交換できます。

この頃のガンプラのハンドパーツはハイディテールでカッコイイですw

ビームライフル

ジオンサイドとしては初めて量産化に成功した「ビームライフル」です。

「銃器用」の右手に持たせられますが、

保持力はイマイチ…。
ちょっとさわると抜けちゃう感じです。

ビームナギナタ

ゲルググ用のビームサーベルで、「サーベルグリップ」がリアアーマーにマウントされています。

利用の際はそれを取り外し、両端に「ビームエフェクト」を接続。

標準の「握り手」で保持可能です。

「ビームエフェクト」を片方だけにすれば、通常タイプの「ビームサーベル」にもなります。

3連装ミサイルランチャー

右腕に装着されている追加装備。
固定モデルで可動箇所はありません。

ちなみにゲルググキャノンの専用装備というワケではないようです。(量産型も使う?)

バックラーシールド

これは一体成型です。もちろん可動箇所はありません。

一応、近接用の防御兵装ですが、先の「3連装ミサイルランチャー」に対するカウンターウェイトとしての意味合いが強かったとのこと。

指揮官機用頭頂部

指揮官機用のブレードアンテナが付いた照準器です。

指揮官機(アンテナの有無が異なる)
指揮官機(アンテナの有無が異なる)

今回は「一般機」を選択したので使いませんでしたが、こちらのパーツを使うと「指揮官機」になります。
組み立て後でも着脱可能です。

量産型ゲルググ用パーツ

当キットを「量産型ゲルググ」として組む場合に使うパーツです。

前述のとおり、今回は「ゲルググキャノン」として組んだので使ってませんが、これらのパーツを「頭部」「前腕部」「背中」「リアアーマー」に使用すると、

こんな感じで「量産型ゲルググ」になります。
キャノンとくらべると凄くアッサリして見えますが、こっちも捨てがたいですね。

やはり、2つ手に入れておきたいキットかもしれませんw

頭頂部は「ゲルググキャノン」同様ブレードアンテナ付きの物もあるので、

お好みで指揮官機も選択可能です。

シールド

実体弾のほか、ある程度のビーム攻撃も防げるシールドです。
ゲルググ用ですが、物理的干渉で「ゲルググキャノン」には装着できません。

利用の際は「量産型ゲルググ」の前腕部に接続。

もしくは裏側にあるジョイントを起こせば、

背中にマウントする事も可能です。

またこのシールドには「ビームナギナタ」を搭載することもできます。

◆ギミック◆

モノアイの可動

頭部は頭頂部のパーツを外すことで、モノアイにアクセスできるようになります。

モノアイは直接動かして左右にスイング可能です。

以上、HG「量産型ゲルググ / ゲルググキャノン」のレビューでした。

◆動画版◆

レビュー(YouTube)

組み立て工程(YouTube)

プラモデラー

ガンプラをライフワークとするモデラ―。ガンプラほか、主にバンダイ製キットの製品内容などを紹介しています。

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