「真夏の老舗和菓子店」で遭遇した「驚きの光景」に一体何が?店主に聞くと「この時期はね...」藤沢市
JR「藤沢駅」北口より徒歩5分。遊行通りに店を構える、昭和11年創業の老舗和菓子店『御菓子司 松月(しょうげつ)』。
過去数回にわたり、和菓子職人兼店主の宮崎さんが手掛ける「栗ひとつ」「金柑パイ」など、季節を楽しむ和菓子をご紹介してきました。
朝晩が涼しくなってきた今日は、温かいお茶とあわせていただきたい「バターどら焼(230円)」にフォーカスします。
『御菓子司 松月』の売上トップを争う人気商品「どら焼」&「バターどら焼」。
実はお店を訪れた日(真夏の猛暑日)も、店内の足場を埋めつくすほど、「どら焼」が山積みになっていました。驚く筆者に「今ね、これ作るのに大忙しなの。毎年この時期はね!」と笑う宮崎さん。聞けばビーチバレーの景品に使う「どら焼」だそうで、皮の表面には「バレーボールの焼き印」を押すのだとか...。
そんな同店の「バターどら焼」は、まるで“和製ホットケーキ”のように柔らかくてふんわりとした皮に、国産小豆を使用したくちどけのよいつぶあんがたっぷりと入ったひと品。
皮とつぶあんの間に塗られたバターは、近隣の洋菓子店から仕入れ塩を加えたもの。品よく塗られた“絶妙な塩味具合のバター”が、つぶあんの美味しさをより一層引き立て、パクパクと食べ進めても全く飽きが来ません。皮・あん・バターの三位一体が見事なバランス。今どきの分厚い角切りバターではないので、気温の高い時期でも溶け出す心配が少なく、注文が多く入るのですね。
なお、宮崎さんは“極めて優れた技能を持つ”「藤沢マイスター」のおひとり。「バターどら焼」は、若い世代のみなさんにもぜひ一度味わっていただきたい、匠の逸品です。
基本情報
店名:御菓子司 松月
住所:藤沢市藤沢575
アクセス:JR「藤沢駅」北口より徒歩5分
電話:0466-23-1336
駐車場:無し(近隣のコインパーキングをご利用ください)
※詳細は『御菓子司 松月』までお問合せください。
取材・撮影・校正協力 御菓子司 松月 宮崎様
※御菓子司 松月様のご協力により、撮影用商品を無償でご提供いただきました。この場をお借りして、心より御礼申し上げます。
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