【富士宮市】ひとりひとりにちょうどいい!『柚野商店』はこだわりと優しさが詰まった柚野地区唯一の商店!
デイリーヤマザキ遠藤昭次商店だったお店が、今年の6月からシックな外観の『柚野商店』に変わっていました。
いつも気になっていたものの、地域住民の方々のための生活雑貨などのお店だろうと横目に通り過ぎていたのですが、8月の『竜王戦おやつコンテスト』にエントリーされていた『柚野商店』のさつま芋クリームの玄米だんごを見て、「これは行ってみたい!」とチェックしていました。
駐車場は元ガソリンスタンドだった面影を残した白い壁に囲まれていて、その一角には無垢の木材を使って作られたテーブルと椅子が設置された『すわろうの庭』があります。
時期になるとつばめが巣を作るのでしょうか?あえて元の形を壊さずに作られた庭は、綺麗に整えられた庭よりも何故か落ち着く雰囲気です。
店内に入ると地元で採れた野菜や果物、ジビエ物や地ビール、ハーブティーなどの他にナッツやスパイスなどの量り売りなど、安心して食べられる無添加なものや地産地消のものが沢山並んでいます。
日用品や雑貨、そしてタバコまで?と思いましたが、地域住民の方々の必要に合わせた商品も取り揃えられているんですね。
訪れるお客さんも歩いて来るご近所の方から、富士山ナンバー以外の車で来ている方までいろいろでした。
持続可能な社会のために必要なものを必要なだけの量り売りや、店内の陳列棚はリンゴの木箱を使用していたり、店内の壁は芝川の木材を使用するなど、店主さんの配慮があちこちに感じられます。
店内で焼いている玄米だんごは1本から購入できるのも嬉しい。
今日は『のりチーズ玄米だんご(¥160)』を1本と、『手作りのミニシュークリーム(¥150)』、『ブレンドハーブティー(¥150)』を購入しました。
受け取ると、玄米だんごのよだれが垂れそうなくらい香ばしい良い香りが漂って来ます。
耐えられずにお店を出てすぐに『すわろうの庭』のベンチに座り、玄米だんごを頬張ります。玄米は栄養価が高い分食べにくいというイメージですが、ふわっと柔らかくもっちもちの食感です。香ばしく焼かれた玄米だんごにのりの風味とチーズの旨味がくせになる美味しさで、玄米のイメージをを覆すだんごでした。
おいしさのあまりに、追加で購入しようかとお店の前をしばらくうろうろしたのは内緒です(笑)。
帰ってからティータイムに食べたミニシュークリームはカリカリのシューの中に、カスタードクリームがぎっしりと詰まっていて、小さいながらに満足度が高いスイーツでした。
一緒に飲んだハーブティーは常に深呼吸したくなる良い香りと5種類のハーブのブレンドなのにごちゃごちゃした感じのない洗練された体に染み渡る味でした。
地域の今を楽しみ、未来を創る『柚野商店』。お店の前を通るときには、いつも寄り道してしまいそうです。
柚野商店
住所:富士宮市大鹿窪208-8
TEL:050-3131-7444
営業時間:10:00~18:00
定休日:日曜・祝日