整理収納アドバイザーむらさき すいこです。
梅雨時は、湿度の高い毎日が続きますね。住まいの水周りのカビ対策をしている方は多いかもしれませんが、実は気を付けてほしいのが「玄関」。特に日光の入りにくい北側に位置する気密性の高い「マンションの玄関は要注意」。現在のマンションに10年住んでいる筆者も、過去には大切にしていた靴にカビが生えてしまいとても残念な思いをしました。
今回は、梅雨時に絶対にして欲しい「玄関のカビ対策」についてご紹介します。

１．すべての物を出す

靴・傘、シューケア用品などの細かい物もすべて出しましょう。
出したついでに靴や小物の整理をするのもおすすめ。サイズアウトした子どもの靴や、使用頻度の低い靴や傷んだ靴、使っていないシューケア用品などが見つかります。すき間があればあるほど、靴箱の湿気がたまりにくくなるので、これを機に靴のコンディションを確認し、適正量を見直してみましょう。

２．靴シートと棚板を拭いて除菌する

カビの繁殖を防ぐために、掃除機でゴミを取り除いてから、靴シートと棚板を拭きます。

そして仕上げにアルコールスプレーをして除菌します。

筆者が愛用しているのは「ドーバー パストリーゼ77」。除菌のみならず消臭・防臭効果も得られます。
※住宅設備により異なりますので、使用可否をご確認のうえご使用ください。

３．スニーカーの中も除菌する

梅雨時の靴は、雨や汗で湿ることで雑菌が増殖し、不快な臭いが発生してしまいます。そのまま靴箱にしまうと、カビの発生や臭いの原因になりかねません。
そこで筆者は除菌と消臭のために、スニーカーの中にもパストリーゼ77をスプレーしています。
※革靴にアルコールスプレー使うとシミや色落ちの原因になることがあるのでご注意ください。

４．湿気対策

湿気がこもりがちな靴箱は定期的に扉を開けて換気をします。靴箱の中に置けるタイプのものや、靴の中に置けるタイプの除湿剤を活用するのもおすすめです。

いかがでしたか？

しばらく履いていない靴がある人は要注意！知らぬ間に大切な靴にカビが生えていたという事態にならないよう、梅雨時は特に湿気を取り除いて風通しの良い玄関にしましょう。

湿度・気温ともに高いので、玄関近くの部屋のクーラーを付ける、扇風機を活用するなどして気を付けて作業してください。

皆さまの暮らしのお役に立てたら幸いです。