石垣島 71メートルの突風はどこで吹いたの?
【石垣島で71メートルの風を観測】
非常に強い勢力の台風15号が直撃した石垣島では23日夜、観測史上最大の風となる71メートルの風を観測。石垣島では38年ぶりに極値を更新しました。くっきりとした台風の眼は島を囲み、台風の中心付近が通過した様子がわかります。
【突風はどこで観測したの?】
気象観測所名の「石垣島」は登野城(とのしろ)という地区です。登野城(とのしろ)は石垣市の南端にあって、南側に海が開けています。
猛烈な風が吹いた時間帯の台風進路図を見てみると、台風の中心が石垣島の真上にあり、中心に向って南よりの風が吹きこんでいました。
過去の石垣島の最大瞬間風速の順位を見てみると、トップ10のほとんどが南風成分でした。
今回の”猛烈な風”は台風の強さ、コース、そして「石垣島」の観測所の場所も関係しているのかもしれませんね。
※画像は気象庁・ウェザーマップより。加工済み