情報処理学会が全国大会を明日から3日間にわたりオンラインで開催 ー聴講だけでなく発表も遠隔でー
明日、3月5日から3日間、情報処理学会の全国大会が開催される。全国大会とは、情報処理学会が年1回(春季)開催する学会最大のイベントであり、毎年約1200件の一般講演発表に加えて、招待講演やパネル討論などのイベントも開催している。
今年は、新型コロナウイルス感染拡大を防止するため、現地開催はやむなく中止との判断になったが、60周年記念大会と位置づけ様々な企画が用意されていた第82回全国大会。情報処理技術で乗り切れるか期待されている。
オンライン開催ポータルサイトは、こちら (情報処理学会 創立60周年記念 第82回全国大会 オンライン開催ポータル)
Zoomを利用した遠隔開催であり、遠隔から発表を聴講するだけでなく、発表者も遠隔から発表を行うといった流れ。各職場、大学の研究室などから発表する研究者・学生もいれば、自宅から発表をする研究者・学生もいるだろう。
と記載があるように、この規模のイベント開催は情報処理学会にとっても初めての試みである。
そのため、この数週間にわたって、学会関係者・運営担当者らは入念な事前準備およびマニュアルの作成など行ってきた。
ビデオ会議システムを用いた全国大会開催で、また新たな情報技術の1ページが開けるだろう。
当日大会聴講(オンライン開催)参加受付のご案内から参加申し込みが可能である。学生さんは会員・非会員問わず無料なので、臨時休校中の情報技術に興味のある小中学生も是非覗いてみてほしい。