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【速報】トヨタ自動車が4大会ぶり6回目の日本一に――第47回社会人野球日本選手権大会

横尾弘一野球ジャーナリスト
スコアボードのビジョンには、インタビューを受ける北村祥治主将が映し出される。

5回までの試合経過は以下の通り。

【速報】トヨタ自動車が5回まで3対1でNTT東日本をリード――第47回社会人野球日本選手権大会

6回表のNTT東日本は、向山が右飛、中村が左飛で大会打率は.500に。喜納は中飛で3者凡退。

6回裏、NTT東日本は投手を沼田から片山楽生(白樺学園高)に交代。トヨタ自動車は、八木が中飛、佐藤が遊ゴロ、和田が中飛で3者凡退。

7回表のNTT東日本は、火ノ浦の代打に朝田 光(拓殖大)。朝田は三振、佐久本が捕ゴロ、井上は四球。内山が130km/hを打ち返し、一、二塁間を割る安打で井上は三塁へ。丸山は中飛で無得点。

7回裏、代打の朝田に代わり、レフトに村岡勇樹(桜美林大)が入る。トヨタ自動車は、徳本が三ゴロ、北村は134km/hを中前安打。多木が遊飛、逢澤は143km/hを左前安打で一、二塁。樺澤は四球で満塁となり、NTT東日本は安田武一コーチがマウンドへ。高祖は中直で3者残塁の無得点。3対1でトヨタ自動車のリードは変わらず。

8回表のNTT東日本は、下川が見送り三振、向山が空振り三振、中村は115km/hを左前安打で大会打率は.533に。喜納が右飛で無得点。

8回裏、NTT東日本は投手を片山から堀 誠(立正大)に交代。トヨタ自動車は、八木がフルカウントから四球、佐藤はバントを2つ失敗するも粘って四球を選び一、二塁に。和田がきっちりと犠打を決めて一死二、三塁とし、徳本は申告敬遠で満塁。北村は131km/hに詰まりながらも左前に落として2者が生還。レフトからの送球が佐藤に当たる間に、一塁走者の徳本は三進、北村も二進。NTT東日本は投手を堀から熊谷拓也(法政大)に交代。多木は147km/hを右前に弾き返して徳本が生還。逢澤は二飛、樺澤は148km/hを右中間に弾き返し、北村と多木がホームへ。樺澤も三塁を陥れる。高祖は空振り三振。トヨタ自動車は、5点を加えて8対1とする。

9回表、トヨタ自動車は投手を嘉陽から渕上佳輝(星槎道都大)に交代。NTT東日本は、村岡が空振り三振、佐久本の代打・伊東嵩基(創価大)が右飛、井上の代打・長澤壮徒(上武大)が空振り三振でゲームセット。

NTT東日本 010 000 000 1

トヨタ自動車 003 000 05X 8 

(N)多田、沼田、片山、堀、熊谷-佐久本

(ト)嘉陽-高祖

【最高殊勲選手賞】嘉陽宗一郎投手(トヨタ自動車)

【敢闘賞】多田裕作投手(NTT東日本)

【首位打者賞】矢野幸耶内野手(三菱重工East)打率.538

【打撃賞】中村 迅内野手(NTT東日本)

野球ジャーナリスト

1965年、東京生まれ。立教大学卒業後、出版社勤務を経て、99年よりフリーランスに。社会人野球情報誌『グランドスラム』で日本代表や国際大会の取材を続けるほか、数多くの野球関連媒体での執筆活動および媒体の発行に携わる。“野球とともに生きる”がモットー。著書に、『落合戦記』『四番、ピッチャー、背番号1』『都市対抗野球に明日はあるか』『第1回選択希望選手』(すべてダイヤモンド社刊)など。

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