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疑い深い人々、被害妄想の心理と心の病、ネット上のトラブルメイカーとの付き合い方

碓井真史社会心理学者/博士(心理学)/新潟青陵大学大学院 教授/SC
信じすぎも信じないのも困ります(写真:イメージマート)

「自分の悪口を言っている」。そのように思ったと供述している容疑者。とても恐ろしい事件が起きてしまいました(長野県中野市立てこもり殺人事件)。

殺人事件は滅多に起きませんけれども、悪口を言われているのではないか、自分を妨害しようとしているのではないか、などと人を疑うことは日常的でしょう。心が弱れば、誰もが被害妄想的になります。

疑い深い人から疑われて、困った経験を持つ人もいるでしょう。あらぬぬれ衣を着せられることもあります。そんなとき、どうすれば良いでしょうか。

ここでは、被害妄想の心理と病理について考え、対策についてもお伝えしたいと思います。

◯妄想とは

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社会心理学者/博士(心理学)/新潟青陵大学大学院 教授/SC

1959年東京墨田区下町生まれ。幼稚園中退。日本大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(心理学)。精神科救急受付等を経て、新潟青陵大学大学院臨床心理学研究科教授。新潟市スクールカウンセラー。好物はもんじゃ。専門は社会心理学。テレビ出演:「視点論点」「あさイチ」「めざまし8」「サンデーモーニング」「ミヤネ屋」「NEWS ZERO」「ホンマでっか!?TV」「チコちゃんに叱られる!」など。著書:『あなたが死んだら私は悲しい:心理学者からのいのちのメッセージ』『誰でもいいから殺したかった:追い詰められた青少年の心理』『ふつうの家庭から生まれる犯罪者』等。監修:『よくわかる人間関係の心理学』等。

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