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人はなぜ戦争をするのか

碓井真史社会心理学者/博士(心理学)/新潟青陵大学大学院 教授/SC
写真はイメージ:ハリコフ工場に並ぶ戦車(写真:ロイター/アフロ)

■戦争は減っている?

実は、歴史的に見れば戦争は減っている。戦死者も減っている。特に大国間の戦争は減っている。第二次世界大戦後、大国間の戦争はない(代理戦争は多くあったが)。今回のウクライナ戦争においても、アメリカもNATOも、武器は提供しても兵士は送っていない。大国間の戦争、第三次世界大戦を恐れているから。

それは、戦争は「コスト」が高いと、多くの人々が考えるようになったから。コストとは、お金のこともあるが、それ以外の労力や負担など全てを含むことばである。

昔よりも、戦争はお金がかかるようになった。昔よりも、兵士1人が死ぬ意味が大きくなった。昔よりも、国際社会の評判が下がることを避けるようになった。

戦争は、得にはならないはず。しかし、それでも戦争は起きている。

■それでも戦争がはじまる理由

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社会心理学者/博士(心理学)/新潟青陵大学大学院 教授/SC

1959年東京墨田区下町生まれ。幼稚園中退。日本大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(心理学)。精神科救急受付等を経て、新潟青陵大学大学院臨床心理学研究科教授。新潟市スクールカウンセラー。好物はもんじゃ。専門は社会心理学。テレビ出演:「視点論点」「あさイチ」「めざまし8」「サンデーモーニング」「ミヤネ屋」「NEWS ZERO」「ホンマでっか!?TV」「チコちゃんに叱られる!」など。著書:『あなたが死んだら私は悲しい:心理学者からのいのちのメッセージ』『誰でもいいから殺したかった:追い詰められた青少年の心理』『ふつうの家庭から生まれる犯罪者』等。監修:『よくわかる人間関係の心理学』等。

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