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浅村栄斗が「本塁打を打てば白星」は7試合でストップ。継続中の最長は?

宇根夏樹ベースボール・ライター
ZOZOマリンスタジアム AUGUST 10, 2018(写真:西村尚己/アフロスポーツ)

 開幕から7月5日まで、東北楽天ゴールデンイーグルスは、浅村栄斗がホームランを打った7試合とも、勝利を収めてきた。けれども、そのストリークは7月7日に途切れた。1点ビハインドの2対3で迎えた3回表に、浅村のシーズン8号で同点に追いついたが、その後、1点を取られて3対4で敗れた。

 代わって、現時点で継続している「ホームランを打てば白星」の最長は、ブランドン・レアード(千葉ロッテマリーンズ)の5試合(5勝)となった。レアードのホームランは、6月20日に福岡ソフトバンクホークスの和田毅から記録したシーズン1号を除くと、あとの4本はすべてオリックス・バファローズ戦で打ったもの。千葉ロッテは、ホームのZOZOマリンスタジアムにオリックスを迎えた6月23日から28日の6連戦で、6勝を挙げた。ただ、7月に入ってから、レアードにはホームランが出ていない。ホームランがなければ、このストリークは、途切れることもないものの、伸びることもない。

 セ・リーグでは、西浦直亨(東京ヤクルトスワローズ)とダヤン・ビシエド(中日ドラゴンズ)の4試合が、継続中の最長だ。2人とも、ここまでのホームランはレアードと同じ5本だが、西浦は7月2日に1試合2本(3号と4号)、ビシエドも7月5日に1試合2本(4号と5号)を記録しているので、「ホームランを打てば白星」のストリークとしては、どちらも4試合(4勝)となる。

 なお、東京ヤクルトは、西浦がホームランを打った試合は4勝0敗ながら、山田哲人が打った試合は2勝2敗だ。

ベースボール・ライター

うねなつき/Natsuki Une。1968年生まれ。三重県出身。MLB(メジャーリーグ・ベースボール)専門誌『スラッガー』元編集長。現在はフリーランスのライター。著書『MLB人類学――名言・迷言・妄言集』(彩流社)。

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