客対応のストレスどうする? 相手の感情に巻き込まれない心の持ち方

写真はイメージです。(提供:アフロ)

窓口で直接顧客とかかわる仕事で疲れ切っている方は多いですね。特にコロナ禍のなかでお客対応により気持ちがうつになっている方が気になります。

<相談ケース>

役所に勤めるAさん(20代)は、部署異動で今年から窓口対応になりました。異動になってすぐに新型コロナウイルスの感染拡大が起こり、業務の負担感が増えただけでなく窓口で怒ったり怒鳴ったりする人もいて毎朝出勤するのが怖くなってしまいました。自分のミスではないのにイライラを自分に向ける人がいたりにらまれたりして、夜も思い出してしまい涙が出るようになりました。幸い部署の先輩は、そういうこともあるよ、と言ってくれるのですが、耐えられない気持ちがしています。

<解決へのヒント>

窓口対応にあたる方の心の負担感はとても高く、特に最近のコロナ禍で負担がさらに増しています。窓口業務だけでなく、接客をする飲食業の方をはじめタクシーのドライバーの方の負担も大きくなっています。ただ気がついていただきたいのは、客のイライラや怒りは、自分の対応に向けられたものではなく客自身のストレスやうっぷんがたまっているためだということです。そしてこうしたうっぷん晴らしの標的になるのは、「言いやすい」相手とも言えます。言いやすい相手は対等な関係ではなく弱い立場にある人です。料金を払ってもらう側、自分より若い人、女性、反撃したり逆切れしたりしない雰囲気の人は「言いやすい相手」になることが多いのです。

この記事は有料です。
Dr.海原純子 こころの相談箱~気持ちよく生きるためのヒントのバックナンバーをお申し込みください。

バックナンバーの購入

サービス名

Dr.海原純子 こころの相談箱~気持ちよく生きるためのヒントのバックナンバー2020年10月サンプル記事

海原純子

価格

385(記事3本)

2020年10月号の有料記事一覧

すべて見る

心療内科医として、また産業医として、日々さまざまな相談を受けています。「ノーと言えない」「自信が持てない」「人と比べて落ち込む」「自分らしさがわからない」「嫌な上司がいる」「部下との関わり方が難しい」…寄せられた相談を1問ずつ解説して、気持ちよく生きるヒントをお伝えします。また仕事と家庭の両立、若さを失う不安など、女性男性に共通する悩みのほか日本社会特有の男性の悩み、女性の悩みも解説します。

注意事項
  • 購入後も記事の提供を中止させていただく場合があります。

    注意事項」を必ずお読みいただき同意のうえ、ご購入ください。

  • 購入後に記事が表示されない場合はページを再度読み込んでください。

東京慈恵会医科大学卒業。同大講師を経て、1986年東京で日本初の女性クリニックを開設。2007年厚生労働省健康大使(~2017年)。2008-2010年、ハーバード大学大学院ヘルスコミュニケーション研究室客員研究員。2013年より日本医科大学医学教育センター特任教授。2018年昭和女子大学特命教授。復興庁心の健康サポート事業統括責任者(~2014年)。被災地調査論文で2016年日本ストレス学会賞受賞。日本生活習慣病予防協会理事。日本ポジティブサイコロジー医学会理事。医学生時代父親の病気のため歌手活動で生活費を捻出しテレビドラマの主題歌など歌う。医師となり中止していたジャズライブを近年再開。

あわせて読みたい

Facebookコメント

表示

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対してヤフー株式会社は一切の責任を負いません。