「呼び出し音が鳴るだけでストレス」突然やってくる“電話”の恐怖にどう対処する?

受話器(写真:アフロ)

「電話の呼び出し音が苦痛」「電話応対はストレス」というご相談を受けることがしばしばです。固定電話だけでなく、スマートフォンなど携帯電話で呼び出し音を消音にしているにもかかわらず、いつ電話が鳴るかが気になってしまう方もいます。しかし「電話が苦手」ということにもいくつか要因となる環境があることに気がつきます。そうした要因を踏まえて対策を立てることが大事でしょう。

<相談ケース>

Aさん(30代)は、通信事業を扱う企業の主任をしています。基本的に土曜日曜は休みなのですが、通信関係のトラブルが発生したら会社から支給されている携帯電話に連絡が入ることになっています。そうしたトラブルは年に1、2回。にもかかわらずAさんは電話が気になって仕方なく、土日も休んだ気分にならないのです。特に今年は通信システムが更新されたので「なにかトラブルが起こったら」と心配で落ち着かず追い詰められた感じがするといいます。土日は消音にしている携帯電話ですが、気がつくと画面を見て着信がなかったかを確認している自分が嫌になるということでした。

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心療内科医として、また産業医として、日々さまざまな相談を受けています。「ノーと言えない」「自信が持てない」「人と比べて落ち込む」「自分らしさがわからない」「嫌な上司がいる」「部下との関わり方が難しい」…寄せられた相談を1問ずつ解説して、気持ちよく生きるヒントをお伝えします。また仕事と家庭の両立、若さを失う不安など、女性男性に共通する悩みのほか日本社会特有の男性の悩み、女性の悩みも解説します。

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東京慈恵会医科大学卒業。同大講師を経て、1986年東京で日本初の女性クリニックを開設。2007年厚生労働省健康大使(~2017年)。2008-2010年、ハーバード大学大学院ヘルスコミュニケーション研究室客員研究員。2013年より日本医科大学医学教育センター特任教授。2018年昭和女子大学特命教授。復興庁心の健康サポート事業統括責任者(~2014年)。被災地調査論文で2016年日本ストレス学会賞受賞。日本生活習慣病予防協会理事。日本ポジティブサイコロジー医学会理事。医学生時代父親の病気のため歌手活動で生活費を捻出しテレビドラマの主題歌など歌う。医師となり中止していたジャズライブを近年再開。

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