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日本の5Gは2〜3年遅れるかもしれない

松村太郎ジャーナリスト/iU 専任教員
2020年、各国が5Gの爆発的普及を狙う中…

Appleの2020年第1四半期(2019年10〜12月)決算は、iPhoneの復活、ウェアラブルとサービス部門の急成長によって、売上高を8.9%成長させ、過去最高を記録しました。米国市場が絶好調なのは言うまでもありませんが、欧州もきっちりと伸び、長らく不振が続いていた中国市場すらプラス成長を記録しました。

しかし、Appleが分けている世界5つの市場のうち、唯一マイナス、しかも10%に迫る規模で売上高を失った市場がありました。それが日本です。

日本のスマートフォン市場で、iPhoneは善戦こそしていました。Appleは決算発表後のカンファレンスコールで、「日本のスマホ販売上位7機種のうち、6機種がiPhoneだった」と、iPhone大国だった日本でiPhone人気が途絶えたわけではないことを強調していました。

では、彼らが語ったその原因とは何でしょうか?そして、2020年、5G開始に沸く通信業界に水を差しそうな理由について考えます。

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ジャーナリスト/iU 専任教員

1980年東京生まれ。モバイル・ソーシャルを中心とした新しいメディアとライフスタイル・ワークスタイルの関係をテーマに取材・執筆を行う他、企業のアドバイザリーや企画を手がける。2020年よりiU 情報経営イノベーション専門職大学で、デザイン思考、ビジネスフレームワーク、ケーススタディ、クリエイティブの教鞭を執る。

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