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#今月のテック 2019年3月:Appleのサービス特化イベントで見える「4つの狙い所」(後編)

松村太郎ジャーナリスト/iU 専任教員
ハード、ソフト、サービスの三位一体での開発の強みを生かす(写真は筆者撮影)

3月25日に開催されたAppleの「It’s Show Time」イベント。イベントの後半は、映像業界で世界的に活躍する著名人が軒並み登壇する華やかさを見せました。

スティーヴン・スピルバーグ
スティーヴン・スピルバーグ
スティーブ・カレル、リース・ウィザースプーン、ジェニファー・アニストン
スティーブ・カレル、リース・ウィザースプーン、ジェニファー・アニストン
ジェイソン・モモアとアルフレ・ウッダード
ジェイソン・モモアとアルフレ・ウッダード
クメール・ナンジアニ
クメール・ナンジアニ
セサミストリート:ビッグバード、コーディ
セサミストリート:ビッグバード、コーディ
J・J・エイブラムス、サラ・バレリス
J・J・エイブラムス、サラ・バレリス
オプラ・ウィンフリー
オプラ・ウィンフリー

しかしハリウッド的な派手さではなく、それぞれが自分の言葉で生い立ちや創造性、メッセージを語る点には、引き込まれました。

例えばリース・ウィザースプーン氏は女優であるだけでなく、プロデューサーであり、起業家であり、女性への教育や啓蒙を拡げる活動家でもあります。そうした人たちが集まって言葉を発する場を共有した、という側面から、今回のAppleイベントを見ることもできるのです。

前回、Appleの体験作りの方法論、そしてターゲティングについて触れました。続いては、各種サービスの米国市場における意味合いと、Appleが改めて発した独自の価値について、考えていきましょう。

レガシー分野のデジタルトランスフォーメーションを促す

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ジャーナリスト/iU 専任教員

1980年東京生まれ。モバイル・ソーシャルを中心とした新しいメディアとライフスタイル・ワークスタイルの関係をテーマに取材・執筆を行う他、企業のアドバイザリーや企画を手がける。2020年よりiU 情報経営イノベーション専門職大学で、デザイン思考、ビジネスフレームワーク、ケーススタディ、クリエイティブの教鞭を執る。

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