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絵文字に続いて、顔文字も英語圏でヒットしつつある

松村太郎ジャーナリスト/iU 専任教員
英語圏でsmugshrugとして流通している顔文字。

時々、日本のインターネットで使われているテキストの絵文字が英語圏の局所的に流行ったりすることもあります。例えば画像の顔文字はは2014年5月21日頃の流行でした。ちなみに、Yahoo!ニュース個人では、「利用できない文字や記号」として、この顔文字を文中に書くことはできませんでした。

英語圏ではカタカナの「ツ」を人の顔に見立てるようで、日本人からするとちょっと違和感があるのですが、これの顔文字は両手を挙げて、「さぁ」みたいな意味。sumgshrugと言われています。Smugは自己満足の、うぬぼれたという意味。shrugは肩をすくめるという意味があります。

何しろ、InstagramでもTwitterでも、日本発祥の絵文字が「Emoji」として大人気を通り越して当たり前の文字表現になっていますが、絵文字よりも入力の難易度が高い顔文字までも、「Kaomoji」と紹介されるようになりました。文字の種類が多彩だったおかげで、日本語の会話に登場する顔文字は、まだまだたくさんあります。

それにしても、記号を組み合わせて「1文字」を作り、それが表意文字になっている、という表現方法が、英語圏にも広まったというのは、非常に面白い現象に思います。絵文字があるのに顔文字に注目が集まるという部分も、自由度や機種依存の少なさ、新鮮さなど、研究しがいがありそうです。

次はどんな顔文字が、英語圏で流行るでしょうか。

ジャーナリスト/iU 専任教員

1980年東京生まれ。モバイル・ソーシャルを中心とした新しいメディアとライフスタイル・ワークスタイルの関係をテーマに取材・執筆を行う他、企業のアドバイザリーや企画を手がける。2020年よりiU 情報経営イノベーション専門職大学で、デザイン思考、ビジネスフレームワーク、ケーススタディ、クリエイティブの教鞭を執る。

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