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<ガンバ大阪>今シーズン初の無失点で3連勝を飾る。

高村美砂フリーランス・スポーツライター

前節に引き続き、ホームで迎えたJ1リーグ6節のサンフレッチェ広島戦。連戦ということもあり、前節の大分トリニータ戦から先発を4人入れ替えて臨んだガンバは、41分にFW宇佐美貴史の右コーナーキックにDF三浦弦太が頭であわせ先制点を掴む。リードして迎えた後半は攻勢を強める広島に再三にわたってゴール前まで近づかれ攻め込まれるも、GK東口順昭を中心に集中力を切らさない、体を張った守備を展開。最後まで相手の得点を許さず、今シーズン初めての無失点で試合を終えた。試合後のガンバ大阪選手のコメントをお届けする。

●DF三浦弦太

(先制ゴールのシーン、宇佐美選手からのコーナーキックでした)めちゃくちゃいいボールがきて、マークも外れていてあわせるだけだったので、ほぼほぼ宇佐美くんのゴールだったと思います。ここ何試合かは前半の立ち上がり粘り強く戦える試合が多かった中でセットプレーは非常に、攻守に大事になってくるところだったので、守備では粘り強く、攻撃では得点ができてよかったと思います。(終盤は特に攻め込まれた時間も長く、耐え忍んだシーンも多かったですが得点を許さずに終えました。守備についての手応えを聞かせてください)無失点で終われたのは今シーズン初めてでしたし、そこに関してはよかったですが、まだまだ危ないシーンがあったので、体を張って守れたことはよかったですけど、そういうシーンでもより取らさない守備をもっとやっていけたらいいなと思います。(理想を言えば後半、ラインを上げたかったという思いはありますか? 夏場の戦いで、相手に押し込まれて下がった時間も長かったですが)そうですね。あの時間帯はどうしても押し込まれるシーンを作られることが多いですが、ボールに対してもう少し出れるように、ラインを押し上げて行きたいし、ボールに対して出られないとラインも押し上げられないし、そういうところは連動していると思うので、チームとしてああいう時間の使い方というか、僕らが保持する時間をあの時間帯でも長くしていけるようにというは課題だと思います。(無失点で締めくくられた。連戦の厳しい戦いで大きな勝ち点3だったのでは?)そうですね。今シーズンずっと失点が続いていて、ディフェンス陣からするとそこはもどかしい部分があったので、今日のように1−0の試合を今後も作っていきたいなと思います。(今年、セットプレーからのゴールはずっと課題にしていた中で、今年、変化してきている部分とかはありますか?)セットプレーの重要性というのは、ずっと通して話に出ていたので、普段の練習でのセットプレーの入り方とか、そういうところを僕だけじゃなくてチームとして工夫してやるようにしているので、そこが結果につながったのかなと思います。宇佐美くんもボールの軌道だったり工夫してくれたりしていて、今日はその形でゴールに繋がったので今後もセットプレーでもゴールを取っていけたらと思います。

●GK東口順昭

(今シーズン初めて無失点で終えました。守備についての手応えを聞かせてください)後半は結構押し込まれたので、そういう時に今までは失点というのを結構重ねていたので、今日はそれをゼロで乗り切ったというのはデカいと思いますし、前回から『自分たちが支配していて点を取ったあと』というのはチームとしても課題だったので結果的に勝ち点3を取れてよかったです。(スタジアムが静かな中でのコーチングとして気をつけているところは?)声が通るので、やっぱり味方への指示というのは、練習と同じようにできるので、そこはいつも通りやっているつもりです。(今日は、カバーリングもすごくよかったと思いますが)コーチングでピンチを防げる部分というのはあると思うので、そういう小さい積み重ねが安定した守備になっているんじゃないかと思います。(当然GKもコーチングをされていると思いますが、三浦弦太選手も的確なコーチングをしているように見えます。GKから見た三浦選手のパフォーマンスや今シーズンの変化は?)試合中に出す声というのは去年よりも、彼自身も増えているし、ディフェンスをする時にFWとかボランチを動かすのはDFであるべきだと思うので、そういう意味では弦太がうまいこと指示をしてチームとしてうまいこと、ディフェンスができるようになってきているのかなと思います。(前節はやりたいサッカーが機能して勝ったのに対して、今日は押し込まれる展開で紙一重の勝利でした。こういう試合を勝ち切れたのはガンバの今の充実がうかがえる勝利だったと思いますが)得点もセットプレーで取れているので崩したわけではないですが、相手が強くてなかなか崩せない中でのそういう1点を取って勝ち切るのは、上にいくチームには絶対に必要な勝ち方だと思うのでよかったと思います。(セットプレーが迫力出てきていますが、夏場の戦いにおいてもポジティブな材料ですね)そうですね。セットプレーは流れは関係ないので、そういう中で取れたら流れもガラッと変わるのでもっと武器になっていけばいいなと思います。

フリーランス・スポーツライター

雑誌社勤務を経て、98年よりフリーライターに。現在は、関西サッカー界を中心に活動する。ガンバ大阪やヴィッセル神戸の取材がメイン。著書『ガンバ大阪30年のものがたり』。

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