非docomoユーザーはチャージ停止 d払いの本人確認、今日からスタート (追加情報あり)

d払いが非docomoユーザーの本人確認を開始しました。(写真:アフロ)

非NTTdocomoユーザーの本人確認の甘さ、ドコモ口座とd払いのチャージ連携

QRコード決済の世界は激しい競争が続いていますが、NTTdocomo系の「d払い」は存在感を示しています。今年7月のMMD研究所の調査では、1位が「PayPay」で48.7%、2位が「楽天ペイ」の15.7%、これに「d払い」が13.4%で続いています(以降、auPayとLINEPayが続く)。

MMD研究所 最も利用しているQRコード決済サービス、トップは「PayPay」で48.7%、次いで「楽天ペイ」が15.7%、「d払い」が13.4%

しかし9月のドコモ口座不正出金騒動は、こうした勢いに冷や水を浴びせる格好となりました。ドコモ口座側がメールアドレスのみで新規作成可能であること(非docomoユーザーのための処置だった)、銀行側が口座連携で「口座番号、名義人名、暗証番号」が一致すればパスするシステムにしてしまったことが原因です(セキュリティの高い銀行では被害がなかった)。

Yahoo!ニュース ドコモ口座不正出金問題の一番怖かったこと 怖がらなくても大丈夫なこと

今回の被害を受け、ドコモ口座は多くの銀行との連携をストップし、本人確認体制を確保するとしていましたが、10月27日10時よりいきなりその体制がスタートしました。

ところがこれをパスしないと「非docomoユーザーののチャージができなくなる」という問題があるようです。

あなたがもしauユーザー、SoftBankユーザー、あるいは格安スマホ会社のSIMカードを利用してd払いしている場合、急いで下記の手続きをしてください。

非NTTdocomoユーザーはまずアプリをアップデートしよう

今回の本人確認対象となるのは、「非docomoユーザー」です。NTTdocomoユーザーがすでに開設しているドコモ口座とd払いについては、ベースとなるdアカウントと携帯電話番号がひもついているので、本人確認がされていることになるからということのようです。

私もSoftBankの契約でiPhoneにd払いアプリを設定していたので、この対象となり、実際にやってみました。

d払いアプリを立ち上げると、画面の下部に「大事なお知らせ 本人確認実施のお願い」という表示があります。読むとチャージをしようとする際に本人確認画面が出ると書かれています。

ところが、チャージしようとしても確認画面が出てこないので焦りました。理由は簡単、「アプリをバージョンアップして最新にする」という手順を省いていたためでした(iPhoneでは自動アップデートにしているが、更新されてまだ間がなかったため旧バージョンだった。)。

その旨は案内ページに記載されていたのですが、見落としていたわけです。まずはみなさんもd払いアプリのバージョンアップをしてください。手続きはまずそこからです。

来店もしくはオンラインで本人確認手続き オンライン確認は自撮りの要領で

本人確認の方法は「ドコモショップへの来店」か「アプリ上のオンライン」で行います。オンラインの場合、免許証か運転経歴証明書(免許返納した人がもらえる)を使って手続きします。来店の場合、これに加えてパスポート、マイナンバーカードでも本人確認が行えます。

オンライン手続きの場合「チャージボタンを選択」してください。すると、本人確認を要請する画面が出てきますので、「本人確認を実施する」をタップします。

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オンライン本人確認は、運転免許証を手に、自分もカメラに映って撮影する仕組みとなっています。よくある「免許証の画像データのみを送信」よりも不正を防ぐ仕組みです。

また、「表面の撮影」「裏面の撮影」「厚みがあることの撮影(斜めにして撮る)」の3回撮影をします。フロントカメラで自撮りをする要領で、自分と免許証を画角に収めます。

おもしろいのは、画面に「右を向く」とか「正面を向く」とか「左目を閉じる」などの指示が出て、これに従えるかどうかで、本物の人間かどうかをチェックしていることです(目を閉じる、はメガネをかけていたせいかなかなか認識してくれず何度もウインクすることになりました)。

本人の画像も映るのはちょっと心配ですが、送信の確認画面では免許証の画像部分をトリミングしており、送信するデータには顔は含まれていないようです(免許証の写真は写りますが)。

私は、まさか自撮りをするとは思わなくて、喫茶店で本人確認に入ってしまい、ちょっと恥ずかしい思いをしました(ウインクもするし)。本人確認手続きは自宅など落ち着いて撮影できるところで行うほうがいいでしょう。

問題は「数日から10日」かかること! 手続きを急げ

さて作業自体はそれほど難しいことではないのですが、驚いたのは完了後の最後のダイアログで「2日から10日ほど本人確認にかかる」というメッセージが出たことです(メッセージは私が作業したときのもの)。

チャージを試してみると「本人確認中です 今しばらくお待ちください」という画面が出て、入金が行えません。

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d払いへのチャージ方法としては「銀行口座の連携」「セブン銀行のATMでの現金チャージ」「コンビニ店頭での現金チャージ」などがあり、後者の現金チャージをしなければd払いができないことになります。

(クレジットカード連携もできるが、キャンペーンの高還元率をゲットするためにはドコモのクレカか、チャージして支払うd払い残高から支払うことを要件としていることが多い)

ちょっとだけ困ったのは10月31日まで実施しているようなキャンペーン(最大50%還元など)に今月はもう参加できないということです。何千ポイントを取り逃したわけではありませんが、事前に知らせてくれれば良かったのにと思います(あるいは月初に行うとか)。

すでにチャージ済みの残高については利用することができます。これもあらかじめ告知してくれれば、最後に数千円チャージしておき、チャージ停止の状態を迎えたかったなあと思うところです。

とはいえ、本人確認手続きは重要です。そして今回の確認プロセスを経過しないと、非docomoユーザーはしばらくチャージができないことになります。

あなたがもし、au、SoftBank、あるいは格安スマホ会社のSIMカードでスマホを利用しているのであれば、急いでd払いアプリを立ち上げて、本人確認手続きを急いだほうがいいようです。

追記 送信画面の確認時、免許証の文字がぶれていて読み取れないデータを送ってしまったことがちょっと気になっています。もしかすると再提出が求められるかもしれません。

 みなさんは、送信前確認のとき、免許証画像がぶれていたり、画面から欠けていたら再撮影をしたほうがいいかもしれません。

追記(10/28) 火曜日午後に本人確認手続きが完了した旨メッセージがありました。1日くらいでOKが出ると助かりますね。