auPAYが20%還元ルールをいきなり変更!上限設定が追加され、24日祝日の買い物はどう戦うか

auPAYの還元ルール変更で、買い物戦略も修正が必要に?

勝負は24日!と思っていたらauPAYが還元ルールをいきなり変更

QRコード決済の市場で生き残りをかけるauPAYが打ち出してきた「誰でも!毎週10億円もらえるキャンペーン」ですが、想定以上の反応があったようです。初日は2日、2週目は1日でキャンペーンが終了するほどの好反応です。

毎週10億円の原資が用意され月曜開始、一日単位で還元額がオーバーしたらキャンペーンを打ち切るしくみです。徐々に周知も進んできたところに、来週月曜日は振替休日ということで会社員の多くはお休みです。これはもう、店頭で大賑わいが予想されていました。

実際、わが家でも、検討をためらっていたiPhoneの買い換えを、一括払いとすることでauPAYから30000ポイント還元を手に入れようと、相方が予約を入れようとしていたところでした。

ところが、来週の買い物ルールは修正を余儀なくされることになります。というのは還元ルールの変更をauPAYが発表し、来週24日から適用されるとしたからです。

私も先日「チャンスは来週月曜! auPAYで20%還元を獲得するコツ、全部教えます」というコラムを掲載したばかりだったのですが、修正バージョンをあわてて作成することになってしまいました。なんとかポイントをまとめましたので、ここに掲載したいと思います。

(基本ルールの解説は前のコラムもあわせてご覧ください

まずauPAYからのお知らせは以下のとおりです。

【キャンペーン条件変更のご案内】

2月10日(月)からのキャンペーン状況を考慮し、より多くのお客さまに本キャンペーンをご利用いただくため、2月24日(月)より「1日あたりの還元ポイントは最大6,000ポイント/au ID」と設定させていただきます。

また、当日23:59にキャンペーンが終了する場合は、当日17:00までに、au PAY アプリ上で告知します。

出典:auPAY

最大の還元率になるのは一回あたりの買い物15万円から30000円へダウン

前回のコラムで基本ルールは紹介していますが、「シーズンごとの還元上限が30000円」であり、これについてはひとつの決済の金額上限はありませんでした。MacBookなどのパソコンを家電量販店で買って、15万円以上の決済をし、30000ポイントを得てもよかったわけです。

実際、家電量販店ではauPAYの利用が増えたといいます。ところが、この「高額商品で満額ゲット」が禁止されることになりました。一回当たりのポイント付与は最大6000ですから、購入金額は30000円までになります。これ以上は標準の0.5%は還元されるものの、20%還元の対象から外れます。

しかも、シーズン1として設定された3週間のラストが来週24日の祝日に開催されるというのに、いきなりルール変更をしてきたことになります。ここまで還元を手にしていなかった人が来週月曜日に家電量販店に飛び込んでもマックス6000ポイントにとどまります(火曜日もキャンペーンが継続されて2日使えたとしても12000ポイントまで)。

より多くの人に、というが本音は初日の還元額が大きすぎることか

公式発表では、「より多くのお客さまに本キャンペーンをご利用いただく」ことを還元ルール変更の理由としています。

効果として期待されるのは「キャンペーン日数が伸びること」と「キャンペーンの利用者数が増えること」があると思いますが、どうでしょうか。

まず、この見直しが行われてもおそらく、一週間は持たないはずです。長くても水曜日、予想では火曜日に毎週終了するのではないかと思います。仮に土曜日までもったとしたら、それはむしろキャンペーンが見放された恐れがあります。

人数としては確かに利用者数は増えるかもしれません。またコンビニやドラッグストアなどの少額決済の利用は増えることにはなるでしょう。

しかし、キャンペーン開始後のルール変更は印象がよくありません。せめてシーズン1の3週間くらいは当初ルールのままとしてシーズン2以降を改定すればよかったのではないかなと思います。

買い物戦略は変更へ、「一日6000円ゲット」を考えるならどうする

さて、こうなるとターゲットは「高額商品でドカンとポイント還元」ではなくなりました。一日当たりの還元上限が設定されてしまったからです。シーズンごとの区切りのあいだでひとつ大物をねらうやり方も封じられたことになります。

買い物戦略は2つの点で発想転換が必要になります。まず、「毎週コツコツポイントゲット」ということです。何せ最大還元が一日6000円相当ですからシーズンごとの30000ポイント還元は満額獲得が難しくなりました。MacBookや大画面テレビを買うような戦略は(6000ポイントは取れて他の決済手段よりは有利であるものの)お得さマックスではなくなりました。

2月24日の祝日については「30000円程度の買い物ニーズがあれば、6000ポイントを確実に確保する」というやり方、具体的には家電量販店やIKEAでの使い道がまず考えられます。IKEAでいくつか家具などを買い足すにはちょうどいいですし、パソコンではなく炊飯器などを買うにもいいところかもしれません。テレビも比較的安いものをターゲットにするなどの方向修正がありえます。

また、earthやアオキ、ライトオンなどで服を買うのは30000円くらいの買い物になりやすく、ちょうどいいポイントゲットになりそうです。

ドラッグストアやコンビニ、居酒屋で月曜日に利用するというのもマックス6000ポイントとはならないものの、それなりにポイントが確保できます。こちらではむしろ「月曜日にauPAY」というルールを覚えておくことがカギとなるでしょう。キャンペーンが終了した場合、木曜や金曜にauPAYを出しても20%にはなりませんので注意してください。

ルール変更は吉と出るか凶と出るか

今回のルール変更ですが、これが吉と出るか凶と出るかは微妙なところです。

すでに還元ルールを承知していて、来週月曜日を楽しみに待っていた人にとっては失望が高くなりますので、むしろユーザー獲得失敗となります。うちの相方などはPayPayもLINE Payも設定していなかったのにauPAYを設定しようと考えていたのですが、たぶん設定しないままに終わることでしょう。

一方で、この騒ぎをきっかけにauPAYのことを知った人には中立的あるいはややマイナスというところでしょうか。ニュースをみたとき、取り逃した感じはあまりありませんし、ニュースを見てauPAYを知るきっかけは増えたともいえます。

このコラムをあなたが読んだ、ということはこれもauPAY騒動あってのことでしょう。来週月曜日はどういう買い物をするか、あるいはあえて買い物はしないことにするか、どちらも自由です。

ぜひ(楽しく)悩んでみてください。