「日本でもプレーした兄の経験を羨ましく思っているんだ」 コディ・ゼラー(シャーロット・ホーネッツ)

(写真:USA TODAY Sports/アフロ)

バスケットボール・ファミリーの末っ子

ーージェレミー・リン、アル・ジェファーソンといった主力が何人か抜けて、今季のホーネッツの前評判はそれほど高くなかった。しかし、クリスマスの時点で17勝13敗だし、君も自己最高の数字を残している。ここまでをどう捉えている?

CZ:良い感じで来ているし、向上していると感じている。個人としてもそうだし、チーム全体にも同じことが言える。悪くないよ。

ーー10月にホーネッツと4年5600万ドルで契約を延長した。再契約後はパフォーマンスが落ちる選手もいるけど、君の場合はモチベーションになっているのかな?

CZ:お金をもらったからと言って、僕のプレーに対する姿勢が変わったわけじゃない。新たなモチベーションを得たわけでもない。僕は常に自分自身を掻き立てることができてきたからね。その一方で、複数年契約を得たおかげで気分が良くなって、コート上でより自由な気持ちでプレーできるのは素敵なことだ。

ーー君は叔父と2人の兄が元、現NBA選手というバスケットボール・ファミリーの出身だ。家族が一堂に会したとき、会話はいったいどんな感じなの?

CZ:僕たちはあまりバスケットボールの話はしないんだ。2人の兄が僕と同じスポーツをプレーしてきたというのは素晴らしいこと。ただ、会ったときは、コート上のことよりも、コート外の生活の話ばかりするよ。

ーーセルティックスで活躍する兄タイラーのスタッツをチェックしたりは?

CZ:それはじっくりと見ている。やっぱり活躍して欲しいからね。

外国の文化を知れるのは素敵なこと

ーー長男のルークは日本でもプレー経験がある。君は日本を訪れたことは? 

CZ:訪ねてはいかなかったけど、兄が日本を気に入っていたのは知っている。日本で1年を過ごし、多くの新しい知り合いができて、日本語も少し喋れるようになった(笑)。海外でプレーし、新しい経験を積み上げられた兄を少し羨ましくも思うんだ。

ーー君も今オフには“バスケットボール・ウィズアウト・ボーダー”の一環でアンゴラに行った。そんな姿勢からも視野の広さが感じられるね。

CZ:ああ、とてもクールな経験だった。“バスケットボール・ウィズアウト・ボーダー”に参加したのはこれが3度目で、過去2回は台湾とスペインに行った。世界の別の国に行き、文化を知れるのは素敵なこと。そして、バスケットボールというスポーツが各国で何らかの違いを生み出せるとすれば、素晴らしいことだ。

ーー君が「プレイヤーズ・トリビューン」に記したストーリーの中で、「ドラフト指名を受けた直後の電話で、ホーネッツ(当時はボブキャッツ)のGMとマイケル・ジョーダンを勘違いして対応した」というエピソードは面白かった。その話はマイケル・ジョーダンに伝えたの?

CZ:いや、(ジョーダンには)話していない(笑)。ただ、ドラフトで指名されたばかりのあの頃より、今では彼とも遥かに親しくなれたけどね。

ーージョーダンの信頼も勝ち取ってきた君は、今後のキャリアで何を成し遂げたい? 

CZ:とにかく日々、年々、向上していきたい。前の日よりも今日、前の年より今年といったように。今季が僕にとってNBAの4年目だけど、これまではやり遂げて来られたと思う。それを続けられれば、良いことが待っているはずなんだ。