南シナ海で台風3号が発生へ

熱帯低気圧の予報円(ウェザーマップ)
熱帯低気圧の予報円(ウェザーマップ)

タイトル画像にある通り、現在フィリピンの西海上、南シナ海には熱帯低気圧があって、今後北上しながら発達し、間もなく台風となる見込みです。

台風となれば、今年4月16日に関東の南東海上へ進んだ台風1号以来、約2か月半ぶりの発生で、台風3号となります。(台風2号は4月12日に消滅、いずれも速報値)

この台風はまっすぐ北上し、中国大陸南部へ上陸した後、熱帯低気圧に変わる見込みで、今のところ、日本への直接の影響はありません。

新たな熱帯低気圧が発生し、沖縄に北上へ

天気図の変化(気象庁発表を筆者が加工)
天気図の変化(気象庁発表を筆者が加工)

一方、タイトル画像にある通り、フィリピンの東海上にも大きな雲の塊があり、広く雲頂高度16000メートル以上の積乱雲が含まれている状況です。

気象庁の予想では、この雲域が今後北上し、あす1日(金)午後9時には沖縄の南海上で熱帯低気圧に変わる予想となっています。その後は太平洋高気圧の縁に沿って北上するとみられ、週末に沖縄付近に到達する可能性が高いと見込まれます。

さらに気象庁からはまだ公式な情報などは出されていませんが、沖縄付近から沖縄の南海上にかけて、海水温は28度から30度くらいあるため、沖縄に近づきつつ台風へ変わる可能性も十分に考えられる状態です。

台風となる計算も?

アメリカのGFSモデルの予想(ウェザーマップ)
アメリカのGFSモデルの予想(ウェザーマップ)

参考までにアメリカのGFSモデルでは、あす1日(金)午後9時に、気象庁と同じように熱帯低気圧が沖縄の南海上へ北上し、2日(土)午後3時には、中心気圧が990hPa程度まで下がり、小さいながら台風へと発達するような計算となっています。

沖縄は週末に雨や風が強まり、荒天となるおそれがある他、週明けにこの熱帯擾乱(ねったいじょうらん)周辺の暖湿気が九州を中心とした西日本に届き、太平洋側を中心に激しい雨を降らせる計算も増えてきています。

あまりにも早い梅雨明けで、西日本は水不足の懸念が出ていますが、被害が出ない程度に、ほどほどに降ってほしいものです。