あなたの仕事の努力は報われる?フィードバックへの向き合い方が一流のキャリアを創る

どうすれば一流のビジネスパーソンになれるのか

今朝のビジネス誌プレジデントの記事を読み、最近の転職希望者との面談での会話を思い出したので、一言触れておきたいと思います。

最近のAKB総選挙での高橋みなみさんの「努力は必ず報われる」という発言に対して、世間の反応は賛否両論となったようですが、ビジネスパーソンの努力は果たして報われるのか?というテーマのようです。

 AKB48の高橋みなみが「努力は必ず報われる」と発言し、世間の反応は賛否両論分かれることとなった。彼女が言うように、努力しさえすれば人は報われるのだろうか。

 フロリダ州立大学のアンダース・エリクソン教授は、人が卓越した技能を獲得するためのプロセスを研究している。チェスの達人、トップアスリート、そしてプロのミュージシャン、彼らのトレーニングとパフォーマンスを分析することで、一流になるためには何が必要かということが明らかになってきた。それは生まれ持った天賦の才ではない。上達のためにどれほど研鑽を積んだか、そしてその中身が重要なのだという。

出典:必ず一流ビジネスマンになるトレーニング法とは プレジデント 6月11日(木)10時15分配信

記事では、チェスやアスリートを研究する事で、試合や練習の経験回数やそれらにかけた時間よりも、どのように時間を使うかに差が出ると、また、それはビジネスパーソンにとっても同様である、という事を示唆しています。

転職活動も、どう努力するかが重要

私は、ビジネスシーンはもちろん、転職活動シーンでも全く同様と考えており、求人のご紹介以前に、こうした考え方・マインドセットについてサポートさせていただく機会が多いです。

今回、弊社へ相談に来られた転職者Aさんは、面接を数多く受けるものの、なかなか通過する事ができず苦戦しているというご相談内容でした。

現状把握のため、私からこれまでの面接経験について、いくつか細かく質問をさせていただいた中で、Aさんの課題が見えてきました。

Aさんに限らず多くの転職者の方をサポートさせていただく中で、意外と多くの方が陥ってしまっている状況であったりします。

Aさんの課題は、面接の結果やフィードバックを受け流している事でした。

Aさんはお話していて非常に人当たり良く、快活にお話をされる方で、自分と違う価値観の人の話もそういった考え方もあるんだ、と素直に人の話を聞くという点も自分の強みであるという認識をお持ちでした。

しかし、面接官や転職エージェントからのフィードバックに対して、その意味や意図、背景などを深く内省する事はなく、面接中、早口に喋りすぎてしまった、企業が求めているスキルが足りなかったといったわかりやすい反省点のみを認識していらっしゃいました。

人からのフィードバックに対して、「そうなんですね~」とポージングとしてのリアクションはしていますが、実際は深くその意味を考えたり向き合う事をせずに、受け流しているという傾向を感じ、率直にAさんにもそれをお伝えしました。

すると、Aさんも、「今まで、そういった指摘をしてくれる人はいなかったのですが、正直そういった点はあったと思います」と本音で話してくださり、その後の転職活動もスムーズに進むようになりました。

フィードバックを活かす習慣

人間、そういったフィードバックをしっかりと受け止める事は面倒ですし、自分の本質的な課題にも向き合う事になるため、苦痛であったりします。

それでも、本当に成果を効率的・効果的に出していきたいのであれば、また中長期的に成長を継続するためには、1つ1つのフィードバックを丁寧に内省する事が非常に重要と思います。

同じ時間を過ごす上で、より実りあるアウトプットを出すには、継続的な塾考・内省が必要なのです。

社会人になると最初に教えられるPDCAサイクルですね。

コルブの経験学習モデルも参考になるかと思います。

ただ、それを日頃、意識・実践する事はなかなか大変な事です。

当たり前なようで、これを継続できる人はビジネスパーソンとして強く、転職活動でも、スムーズに成果を出していかれます。

では、具体的にどうすれば良いのか?と聞かれますが、「すぐに正解を求めず、まずは悩んでください(笑)」とお伝えしていますが、それだけですと意地悪過ぎるため、最後に一つの考え方をご提示させていただきます。

私自身もよく使うのですが、リクルート出身者がよく使う質問があります。

  • なぜそうなのか?
  • 本当にそうなのか?
  • 他にはないのか?

普段、何か事象がある際に、この3つの質問を自分自身に投げかけるようにするのです。

  • なぜ?(目的は?原因は?)
  • 本当に?(思い込みではないのか)
  • 他には?(選択肢・手段として網羅的に何があるのか)

この自問を習慣化すれば、物事を深く考察しやすくなるので、試してみていただければと思います。