38戦全勝29KOの戦績で、ライトから3階級を制している現WBOウエルター級チャンプのテレンス・クロフォードが、チューンナップを挟まず、次戦でWBA/WBC/IBF同級王者、エロール・スペンス・ジュニアとの統一タイトルマッチを希望している。

 両者の対戦は、ここ数年話題となる度に立ち消えとなり、ファンをがっかりさせた。が、このほどクロフォードとTOP RANK社の契約が満了したことで、障壁が無くなったとESPNが報じた。

写真:ロイター/アフロ

 クロフォードは言う。

 「俺が望むように、自由にやっていける。エロール・スペンス戦に向けて邪魔になる物は、もはや何も無い。正しい道を歩みたい。ウエルター級最強を決めようじゃないか!

 今や誰もが、左目の網膜剥離から復帰したエロールが、俺との試合に100%準備万端ということを理解している。こちらも、満を持してといった思いだ。過去に彼との対戦が話題になった時よりも、価値のある一戦になったよな。是非、次戦で実現させたい。これに勝てば、俺は2度目の4冠統一王者だ。しかも統一王者として2階級制覇の歴史を作れる」

WBA/WBC/IBFウエルター級王者、エロール・スペンス・ジュニア
WBA/WBC/IBFウエルター級王者、エロール・スペンス・ジュニア写真:ロイター/アフロ

 4月16日にヨルデニス・ウガスを下してWBAのベルトも手にし、3冠を達成したスペンスもまた、クロフォードとの統一戦を望んでいる。

https://news.yahoo.co.jp/byline/soichihayashisr/20220418-00291864

写真:ロイター/アフロ

 クロフォード有利の声が多いなか、WBO王者は付け加えた。

 「スペンスに勝ってウエルター級を統一したら、更に階級を上げて(現WBA/WBC/IBFスーパーウエルター級王者の)ジャーメル・チャーロとやりたいね。あの野郎をぶっ倒す自信はあるんだ」

 ウエルター級4団体統一戦。是非、年内に実現してほしいドル箱カードである。