2020年10月31日、1試合で2本のベルトを賭けた(WBAスーパーフェザー級と同ライト級)珍しい世界戦に勝利したジャーボンテイ・デービス(26)は、今年の6月26日にWBAスーパーライト級タイトルも獲得。3階級制覇を達成した。

 フロイド・メイウェザー自らがデービスを指導し、プロモーターとしても後押ししている。目下の戦績は、25戦全勝24KO。

 どの階級を選ぶのか興味津々であったが、来る12月5日、同ライト級の防衛戦として14戦全勝12KOの挑戦者、ローランド・ロメロ(26)を迎え撃つこととなった。会場はLAのステイプルズ・センター。

 デービスにとっては、3試合連続のPPV放送となる。

Photo: Esther Lin/SHOWTIME
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 王者は語った。

 「また、ファンに別の喜びをお届けできることが嬉しい。ロメロはガタガタ言っているが、それが勝利に繋がると思っているのだろう。注目されたいのかもしれない。

 でも、ヤツの姿からは恐怖心が覗く。俺はリングに上がることを怖いと感じたことなんかない。誰とだって戦う。何なら、ヘビー級とだってやるぜ。

 ロメロ陣営はパンチ力についてばかり触れているが、ボクシングってそれだけじゃないだろう。ヤツのスキルは俺のレベルにない。技術を取得するトレーニングをしていないようだな。

Photo: Esther Lin/SHOWTIME
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 俺には速射砲のような連打があるし、防御もできる。ロメロは、そういう相手と戦った経験の無い野郎だ。12月5日は、ヤツがいかに馬鹿な発言をしたのか思い知らせてやるよ。それも、個人的にではなく、ビジネスとしてね。

 俺の勝利は間違いないさ。早目に仕留めるよりも、12ラウンド思い切り痛めてやろうかな。まぁ、何はともあれ自分の仕事を成し遂げてみせるよ。

 ファンに捧げる試合にしたい。今のポジションに感謝しているから、その気持ちを伝えたいんだ」

Photo: Esther Lin/SHOWTIME
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 挑戦者も言った。

 「12月5日は、ジャーボンテイがこの俺にノックアウトされる様を目にすることになる。あいつは2017年からタンクって呼ばれているよな。いい選手って話題になっていたんで、俺とスパーをやることになったんだ。2008年のことだよ。でも、2回もすっぽかしやがった。俺にビビったんだ。

 17歳からボクシングを生業としてきた俺の人生を見せてやる。ジャーボンテイは、リングで逃げ回ることが多いが、あれはアマチュアのやることだ。俺には滑稽に映るね。

Photo:Esther Lin/SHOWTIME
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 別にあいつに対する怒りなんて無いよ。ただ、ファイトに集中しているだけさ。KOするためにリングに上がる。

 俺に技術が無いって?マニー・パッキャオにだって、ぎこちない部分もあった。でもそれを凌駕する完成度を見せたよな。俺は俺のやり方で極めてみせる」

Photo: Esther Lin/SHOWTIME
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 無敗の26歳同士の潰し合いは、面白い一戦となりそうだ。目が離せない。