カルチョ!
ミラノ市内の観光地DOUMOで、サッカーボールを使った大道芸を目にした。上手い! ギャラリーはざっと数えただけで170人を越えていた。カルチョが根付いているなぁと感じる反面、街を歩いていても、あまりイタリアだなという感じがしない。
地下鉄での移動、古い教会、KIOSK、ファーストフィード店、土産物屋などを目にしていると、ニューヨークにいるような気持ちになる。外見上、イタリア人とアメリカ人の区別は付かないし、イタリア語が話せない私は、全ての会話を英語で行っているからか…。ラスベガスにイタリアをモチーフとしたホテルがあったが、精巧に作られていることが、今になって分かった。
それにしても、物乞いが多いことに驚く。地下鉄車内でも、必ず一日に2度は目の前に紙コップが突き出されてくる。DOUMO辺りでは、アフリカ人たちが手首にミサンガを巻いてきたり、肩に乗せてくる。「タダでいいよ、プレゼントだから」などと言って近づいて来るが、一旦手にしてしまったら「コインでいいから払え」となる。アメリカのルンペンたちより厚かましいかな…。地下鉄の車両内で、突然バイオリンやアコーディオンの演奏が始まった時は、なかなか楽しかったが。
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