奥田愛基さん「どこみて政治やっているんだ!」安保法制成立急ぐ政府与党に憤り―「野党は牛歩」のコールも

国会前で安保法制反対を叫ぶ奥田愛基さん

安保法制をめぐる国会情勢が緊迫している。政府与党は、今日16日午後、地方公聴会を実施し、夕方以降に16日夜、締めくくり総括質疑を行う。場合によっては、本日中に採決、明後日の午前中にも参院での採決で、安保法制を成立させる見込みだ。

昨日15日晩も、国会前では1万人を超える人々が抗議活動を行った。同日の中央公聴会で発言した学生団体「SEALDs(シールズ)」の奥田愛基さんもマイクを握り、「明日、地方公聴会やって新幹線で帰って採決するって政府が決めたそうです。今日の中央公聴会でも全員審議尽くされてない、欠陥法案だと言っているのに。帰ってその足で採決とは何のための地方公聴会か。国民も納得してない。どこ見て政治やってんだよ!」と憤りをあらわにした。また、「今日は1万5000人集まってくれました。明日は(公聴会が行われる)新横浜行く人もいると思いますけど、(国会前にも)10倍集まろう。金曜日までやってみましょう。出来ることはなんでもやろう。『どうせ変わんない』って言ってても何も変わんないですから」と、この間、毎日夕方以降に行われている抗議活動への参加を呼びかけた。スピーチ後、「野党は牛歩、牛歩!」とのコールが上がり、野党は牛歩戦術*を使ってでも、採決を阻止するよう、呼びかけた。

*議員が牛の歩みのようにゆっくりと時間をかけて投票箱まで進み、議事日程をできるかぎり遅らせて時間切れで廃案を目指す戦術。

国会前で安保法制に反対する人々 撮影:志葉玲
国会前で安保法制に反対する人々 撮影:志葉玲
国会前で安保法制に反対する人々 撮影:志葉玲
国会前で安保法制に反対する人々 撮影:志葉玲
国会前で安保法制に反対する人々 撮影:志葉玲
国会前で安保法制に反対する人々 撮影:志葉玲

パレスチナやイラクなどの紛争地での現地取材、脱原発・自然エネルギー取材の他、米軍基地問題や貧困・格差etcも取材、幅広く活動するジャーナリスト。週刊誌や新聞、通信社などに寄稿、テレビ局に映像を提供。著書に『たたかう!ジャーナリスト宣言』(社会批評社)、共編著に『原発依存国家』(扶桑社新書)、『イラク戦争を検証するための20の論点』(合同ブックレット)など。イラク戦争の検証を求めるネットワークの事務局長。

有料ニュースの定期購読

志葉玲のジャーナリスト魂! 時事解説と現場ルポサンプル記事
月額440円(初月無料)
月2、3回程度
Yahoo!ニュース個人アクセスランキング上位常連、時に週刊誌も上回る発信力を誇るジャーナリスト志葉玲のわかりやすいニュース解説と、写真や動画を多用した現場ルポ。既存のマスメディアが取り上げない重要テーマも紹介。エスタブリッシュメント(支配者層)ではなく人々のための、公正な社会や平和、地球環境のための報道、権力や大企業に屈しない、たたかうジャーナリズムを発信していく。

Facebookコメント

表示

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対してヤフー株式会社は一切の責任を負いません。