欧州屈指の強豪バイエルン・ミュンヘンが韓国人選手を迎え入れた。

バイエルンは現地時間で1月14日、公式ホームページを通じて「韓国の有望株イ・ヒョンジュをレンタル移籍で獲得した」と発表した。

2003年2月生まれのイ・ヒョンジュは、Kリーグ1(1部)の古豪・浦項(ポハン)スティーラーズのU-18チームである浦項製鉄高校に在籍した。

浦項製鉄高校と言えば、古くは元韓国代表ストライカーのイ・ドングッ(2021年に現役引退)、最近ではザルツブルク時代の南野拓実のチームメイトで、ライプツィヒを経て今季からプレミアリーグのヴォルバーハンプトンでプレーするファン・ヒチャンを輩出した名門校。

(参考記事:南野とのコンビが話題のファン・ヒチャンがリバプール“秘話”明かす「クロップ監督が…」)

そこでイ・ヒョンジュは、身長170cmと体格こそ小さいものの、プレッシャーをものともしないテクニックを持ち味とする2列目の選手として活躍し、バイエルンのスカウトの目に留まったらしい。

年代別の韓国代表経験もあり、2017年にはU-14韓国代表としてU-14日本代表との親善試合に出場して1ゴールを記録している。

2018年にはU-15韓国代表としてEAFF(東アジアサッカー連盟) U-15ボーイズトーナメントに全5試合に出場し、6ゴールをマークした。

また、2019年にフィンランドで行われたUEFA(欧州サッカー連盟)U-16国際親善大会には、キャプテンとして参加していた。

すでに高校卒業が決まっておりこれまでの所属は浦項スティーラーズとなっていたが、今回のレンタル移籍は1年後の買取オプションも含まれているという。

韓国人選手のバイエルン加入と言えば、現・韓国代表チョン・ウヨン(フライブルク)が挙げられる(かつて神戸に在籍したチョン・ウヨンではない。)

チョン・ウヨンは2018年、仁川(インチョン)ユナイテッドU-18チームでもある大建(テゴン)高校からバイエルンに加入。

U-19チーム、2軍でのプレーを経て、2018年11月のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージでドイツ代表トーマス・ミュラーとの途中交代でトップチームデビューを果たした。

その後、出場機会を求めてフライブルクへ移籍。途中、バイエルンの2軍に出戻りすることもあったが、ふたたびフライブルクに戻った昨季はドルトムントやフランクフルトといった上位相手に得点を決めるなど、決定力に磨きをかけた。

昨年3月に行われた“日韓戦”ではA代表デビュー。昨年11月のW杯アジア最終予選のイラク戦ではゴールも決めている。

今季ブンデスリーガでも18試合4ゴールと好調。一部メディアではバイエルン復帰説も囁かれているが、そうなればイ・ヒョンジュにとっても心強く良き手本にもなってくれるだろう。

はたしてイ・ヒョンジュは今後、バイエルンでどのような活躍を見せるか。引き続き注目したい。