ウクライナ軍が毎日発表しているロシア軍の破壊状況報告に初めて「潜水艦」を追加
2023年9月13日にウクライナ軍がクリミア半島のセバストポリのロシア海軍の軍事施設や港湾インフラを攻撃して破壊した。ウクライナ軍情報機関のアンドリー・ユソフ報道官は「大型揚陸艦と潜水艦が打撃を受けたことを確認した。攻撃に使用された手段についてはコメントしない」と述べたとロイターが報じていた。またロイターの報道では、ウクライナの情報機関係者の話として攻撃を受けた大型船と潜水艦は修理が不能なほど大きく損傷したと報じている。
ウクライナ軍では2022年2月24日にロシア軍に侵攻されてから殺害したロシア軍の兵士の数、破壊した戦車、戦闘機など兵器の数をほぼ毎日公表している。その発表しているロシア軍の軍事設備の一覧に、2023年9月14日に初めて潜水艦1機が追加された。
戦車や大砲、歩兵戦闘車などはロシア軍が侵攻直後から毎日のように破壊している。戦車は4500台以上、輸送車8400台以上、ドローン4600機以上、ロシア兵は27万人以上である。そして潜水艦が新たな軍事設備として一覧に加わった。他の兵器や軍事設備に比べると、潜水艦はまだ1機なのでとても少ない。戦車や輸送車のように地上の目につく場所にあり標的になりやすい兵器ではないので、今後も潜水艦がどれだけ多く破壊されるかは不明である。
だがウクライナ軍がロシア軍侵攻直後からほぼ毎日発表している破壊しているロシア軍の軍事設備の数のリストに新しく潜水艦が追加されたことは画期的である。
▼2023年9月14日のウクライナ軍の公式SNSでのロシア軍の破壊状況に潜水艦が初めて加わった。