極端な寒さはいつまで?
15日(水)は関東地方の上空で何か降ったら雪になるような寒気が継続して流れ込んでいます。念の為を想定した準備と時間にゆとりを持ってお出かけ下さい。
【凍りつく寒さ】
北極から大寒波が押し寄せている影響で、北米などでは大雪となり大きな被害が出ています。寒気は日本付近にも流れ込み、日本列島は凍りつくような寒さが続いています。
今月10日に気象庁から発表された1か月予報によると、北~東日本は平年並みか平年より気温が低い予想。
西日本はほぼ平年並み、それより南の沖縄は平年よりも気温が低い予想です。
【南の方が低い?】
西日本より南の沖縄の方が平年より気温が低い予想が出ているのはなぜなのか?
日本付近は大きく分けると北からと西からの寒気の流れがあります。
北~東日本は、北極圏発の寒波の影響がしばらく続く見込み。
2つの寒気の間にある西日本は、冷却の強弱や波はあるものの全体的にみると例年並みの冷え込みを予想しています。
そして西まわりの寒気、冷たい大陸生まれの寒気がこの冬は南にも断続的に流れ込む見込み。これが沖縄の冷えの要因です。
『暖』を求めての沖縄旅行は、薄着ではうっかり風邪をひいてしまうかもしれません。
日本各地の寒さは2月上旬にかけて続く見込みです。
受験生の皆さんは体調を崩さないよう、万全のコンディションで試験に挑んで欲しいものです。低温継続による農作物などへの影響にも注意が必要です。
【プロ野球キャンプに寒波?】
2月、沖縄ではプロ野球のほとんどの球団がキャンプを行います。
全国から多くのファンが沖縄に詰めかける時期。半袖でキャンプ地めぐりを楽しむ姿が多く見られます。
ところが、今年の沖縄は平年よりも気温の低い日が続いています。
2月上旬に沖縄に行く準備をされている方は、今年のキャンプアイテムに長袖を準備した方が良さそうです。