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【東京モーターサイクルショー16】ドゥカティ、走りのクルーザー「Xディアベル」と本気のエンデューロも

佐川健太郎モーターサイクルジャーナリスト
東京モーターサイクルショー2016 DUCATI

創立90周年を迎え勢いに乗るドゥカティは、今回も多数の魅力的モデルを一挙公開。

パフォーマンスクルーザーとして新たなジャンルを築いたディアベルシリーズからは、水冷Lツイン1262ccの新型テスタストレッタ DVTエンジンを搭載、革新的な装備と洗練されたライドコンフォート、スポーツハンドリングを提供する「Xディアベル」とプレミアム品質で仕上げられた上級バージョンの「S」が登場。スーパーバイクを彷彿とさせるパワーと低回転域から発生する強大なトルクにより「ロースピード・エキサイトメント」の走りの世界を実現している。

黒を基調としたコーナーには煌めくブラックボディのXが鎮座。安全性を高めるDSPやスムーズな発進加速をサボートするDPL、3種類のライディングモードやLEDヘッドライト、可変式ライディングポジションなどの最新機能が盛り込まれ、まさにフラッグシップと呼ぶに相応しい、ドゥカティの新たな中核モデルであることを主張している。

また、フロント19インチホイールと200mmのロングストローク、さらに進化した“スカイフック”電子制御サスペンションにより、真のオフロード対応アドベンチャーモデルとなった新型「Multistrada Enduro」も日本初公開。

そして、排気量アップで戦闘力を増した「Hypermotard939」シリーズや「959 Panigale」、国内では普通二輪免許でも乗れる排気量400ccの最もポピュラーなドゥカティ「Scrambler Sixty2」など7つの2016ニューモデルを展示。ブース内の一段高いステージにオーナー専用エリアを設置してドゥカティスタをもてなすなど、ドゥカティらしい粋でお洒落感たっぷりな演出が印象的だった。

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出典:レスポンス

モーターサイクルジャーナリスト

63年東京生まれ。早稲田大学教育学部卒業後、RECRUITグループ、販促コンサルタント会社を経て独立。趣味が高じてモータージャーナルの世界へ。編集者を経て現在はジャーナリストとして2輪専門誌やWEBメディアで活躍する傍ら、「ライディングアカデミー東京」校長を務めるなど、セーフティライディングの普及にも注力。㈱モト・マニアックス代表。「Webikeバイクニュース」編集長。日本交通心理学会員 交通心理士。MFJ認定インストラクター。

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