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ウエスタン・広島戦は3連勝!鳴尾浜でまだ負けなし《阪神ファーム》

岡本育子フリーアナウンサー、フリーライター
29日に100球を投げた秋山投手(左)、31日に5回まで投げた高橋遥投手(右)。

 3月が終わって、ウエスタン・リーグは各チームとも対戦相手が一巡しました。阪神は3月29日からの広島3連戦で3連勝!11試合を消化して7勝2敗2分という成績です。2敗は2カード目のソフトバンク戦、2分けは先週前半のオリックス戦。つまり鳴尾浜では、まだ負けなしですね。3月27日に首位へ戻り、そのままキープ。現在は2位に2.5ゲームの差をつけています。

 引き分けを挟んで4連勝中ですが、先週の6試合を振り返ってみると最高得点は4点、最多安打は7本。打線爆発という感じではありませんね。そのかわり失点は1点か2点なので、まさに競り勝ったゲームと言えるでしょう。引き分けの2試合も、先制されて追いついた結果です。今回の広島戦は3試合で計5失点、そのうち4点がソロホームラン(メヒア選手には3試合とも1本ずつ…)。投手陣がよく踏ん張りました。

 それは数字にも表れていて、ここまでのチーム防御率はソフトバンクの1.44に次ぐ2.17(他は3点台)。ただしチーム打率は最下位の.207と、これはちょっと低いかも。ちなみにトップは中日の.258でした。またチーム守備率は.989とリーグトップの阪神。失策は5と少ないですね。オリックスとソフトバンクが7、広島13、中日20です。

 さて、それでは3月29日~31日に行われた広島戦の結果をまとめてご紹介します。長くなるので個人成績は省略させていただきました。ご了承ください。

【29日 秋山が100球をクリア!】

 秋山拓巳投手と薮田和樹投手の先発で始まった29日の阪神対広島1回戦です。

《ウエスタン公式戦》3月29日

阪神-広島 1回戦 (鳴尾浜)

 広島 000 001 100 = 2

 阪神 102 000 01X = 4

◆バッテリー

【阪神】○秋山(2勝)‐石井-福永‐S尾仲(2S) / 長坂

【広島】●薮田(1勝1敗1S)(4回)-山口(4回) / 磯村

◆本塁打 神:荒木1号2ラン(薮田) 広:メヒア4号ソロ(秋山)

◆二塁打 神:板山

◆盗塁 神:荒木(4)、板山(1)、長坂(1) 広:大盛(2)

《試合経過》※敬称略

1回、3四球をもらって伊藤隼選手が先制タイムリー。
1回、3四球をもらって伊藤隼選手が先制タイムリー。

 打線は1回に3連続四球などで2死一、二塁として伊藤隼の右前タイムリーで先制!3回には四球の島田を熊谷が送って2死二塁、荒木が141キロの初球をライトへ!今季1号の2ランでリードを広げました。4回は板山の二塁打、長坂の左前打&盗塁で1死二、三塁として秋山が中飛。板山がホームへ突入するも好返球でアウト!犠飛にはならず、です。

4回1死二、三塁。秋山選手の中飛(上)で板山選手がホームへ!しかしアウト(下)。
4回1死二、三塁。秋山選手の中飛(上)で板山選手がホームへ!しかしアウト(下)。

 先発の秋山は5回まで散発3安打の無失点。4回2死から、珍しく連続四球を与えたものの後続を断っています。しかし6回、メヒアのソロでついに失点。7回は1死二塁としたところで香田コーチがマウンドへ。そのまま続投し、磯村を初球で左飛に打ち取って降板。代わった石井が暴投と代打・下水流の中前タイムリーで1点差とされますが、8回の福永は2奪三振で三者凡退に切って取りました。

 なお8回2死から伊藤隼の遊ゴロエラーと、俊介の中前打で一、三塁として板山が中前タイムリー!貴重な追加点が入り、9回は尾仲が連続三振を奪って簡単に2死。と思ったら四球とヒット、また四球で2死満塁となり長坂がマウンドへ。でも最後は空振り三振を奪って試合終了です。

疲れが出た中でも収穫の100球

 秋山投手は安芸キャンプから数えて6試合目の登板。この日の5回まで17イニングを0点に抑えていたのですが、6回に初失点しました。平田勝男監督は「悪いなりに一発だけで抑えるのはさすが。これで完全にクリアして打席にも立ったわけだから、上に何かあった時にいつでも行ける準備はできたってことよ。あとは上との兼ね合い。ずっと結果を出してきているからね」と話しています。

秋山投手は7回2死まで投げて、ちょうど100球。
秋山投手は7回2死まで投げて、ちょうど100球。

 香田勲男投手コーチも「秋山本来の姿からすると、もっともっといいとは思いますけど。そんな中で目標だった100球をクリアした」と頷きました。99球でマウンドへ行かれたのは?「今99球だけど、どうする?代わるか?と聞いたら、もう1人お願いしますと本人がね」。なるほど。その“1人”が初球を打って、ちょうど100球になったわけです。

秋山投手の3打席目は初球で板山選手が盗塁を刺されて3アウト。笑って戻ります。
秋山投手の3打席目は初球で板山選手が盗塁を刺されて3アウト。笑って戻ります。

 では秋山投手本人のコメント。振り返って「全然。全然です。体に問題がなくなり、練習の強度が上がってピッチングも数多く入っている中で、ちょっと体の疲れがピークかな。思うように体が動かないって感じです」と難しい表情。「まだ投げる体力をつけていく段階の中でのゲームという感じだったので、ちょっとうまく調整ができてはいなかったのかなと。でも今のところ、どのカウントでもカーブを有効に使えているので、そこはまあプラスだと思うし。キャンプからここまで割と順調に来ていたので、今ちょっと落ちている時かなとも思います」

 そして、体力的なことと投球の関連について再度聞いてみました。「きょうなんかは右のハム(太もも裏)がだいぶ張って、そこが使いづらいなという感じだった。でも、それが改善されれば、もっとよくなるんだろうと感じられた。これからケアをすれば、もっと真っすぐ中心のピッチングもできるかなと。思ったような球も増えてくるだろうし。過程の段階としては100球クリアできたので、よかったと思います」

救援陣と、今季1号の荒木選手

リリーフで3試合、まだ無失点の福永投手。ヒーロースピーチでした。
リリーフで3試合、まだ無失点の福永投手。ヒーロースピーチでした。

 福永春吾投手は11球で三者凡退、奪った2三振はどちらもスライダーです。「先頭を出さないことだけ考えた。メヒアの前にランナーを置きたくなかったので、先頭は確実に切っていこうと思って投げました」。公式戦に入って先発機会がまだないものの「いい場面で投げさせてもらっているので、今のいい状態で抑えられるように」と言います。確かに終盤の登場が多いですね。しかも競った試合で。「そうですね。最近は同点、同点、僅差という試合で、その中でしっかりゼロで帰ってきています。続けていきたい」

この日の尾仲投手は珍しく、兄と弟が交互に投げているような。これは最後に三振を奪った“兄”です。
この日の尾仲投手は珍しく、兄と弟が交互に投げているような。これは最後に三振を奪った“兄”です。

 尾仲祐哉投手は9回1イニングの中で、別人格が投げているような内容になりましたね。連続三振のあと四球、ヒット、四球で満塁。何があった?「わかんないです。タイミングですかね?焦っているというか、早く投げすぎた。いろいろ気にしすぎたのかも」。満塁になっての空振り三振はさすが。「最後のバッターは抑えたけど、1軍だったら打たれているかもしれない高さでした。そこはまたしっかり磨いていかないといけないかなと思います」

四球の島田選手を従えてベンチへ。今季1号2ランの荒木選手。
四球の島田選手を従えてベンチへ。今季1号2ランの荒木選手。

 最後は荒木郁也選手。ホームランは完璧な当たりでしたね。「はい、打った感じは。毎日、感覚を大事にしてやっています」。そして盗塁も、この日1つ決めて計4個。全部成功しているのでは?「いや、1つ失敗したと思います。“行っちゃえ”ではなく、意図のあるスチールをしないといけない。僕はミスできないので」。そして「1軍の戦力じゃないから、ここにいるわけで。一日一日しっかりやっていきます」という言葉で締めくくりました。必ず出番が来るはず。

【30日 2発浴びるも1点差で逃げ切り】

《ウエスタン公式戦》3月30日

阪神-広島 2回戦 (鳴尾浜)

 広島 000 100 100 = 2

 阪神 012 000 00X = 3

◆バッテリー

【阪神】岩田‐○才木(2勝)‐S岩崎(1S) / 小宮山

【広島】●中村祐(1勝1敗)(7回)-中村恭(1回) / 磯村

◆本塁打 神:板山1号ソロ(中村祐)

     広:メヒア5号ソロ(秋山)、磯村1号ソロ(岩崎)

◆二塁打 神:熊谷 広:サンタナ

◆盗塁 広:大盛(3)

《試合経過》※敬称略

30日に先制の今季1号ソロを放った板山選手。写真は29日の試合終了時です。
30日に先制の今季1号ソロを放った板山選手。写真は29日の試合終了時です。

 打線が2回に板山の1号ソロで先制!3回は1死から小幡の“プロ初ヒット”となる右前打、島田の左前打で一、二塁として熊谷が2点タイムリー二塁打!若手の3連打でリードを広げています。投手陣は岩田、才木、岩崎が3イニングずつを投げました。広島にもソロ2本を打たれながら1点差を守っての勝利です。

板山が今季1号、小幡は初安打

 板山祐太郎選手は3月21日の中日戦でタイムリーを放ったものの、以降は内野安打1本のみ。でも29日は4回に右中間へのスタンディングダブル!1点差に詰め寄られた8回にもチャンスでタイムリーが出ました。試合後、平田監督に上向いてきたかと尋ねたら「いや~まだまだ。悪い時が長すぎる」と一蹴されたのですが、すぐに「まあよくなってきているけど。こんなもんじゃないよ」と期待ゆえの叱咤激励も。それに応えて、翌30日は2回の1打席目に先制の1号ソロを放っています。「真っすぐを待っていて、甘いカーブが来たので振り抜きました」と、感触はよかったみたいですね。

小幡選手は嬉しい公式戦初ヒットは出ました。この写真も29日のもの。
小幡選手は嬉しい公式戦初ヒットは出ました。この写真も29日のもの。

 そして30日はドラフト2位・小幡竜平選手も、公式戦初安打を記録!「素直に嬉しいです。なかなか出なかったので」と喜びのコメント。焦りはあった?「もちろんありましたけど、監督やコーチから“結果は求めていないから気にするな。とにかく思いきりやれ”と言われていたので、緊張はなかった」。右方向へのヒットに「それは大きいです。いつも捉えたと思ったら、タイミングの取り方も始動も遅い。インコースを引っ張って打てたのはよかったと思います」と言っていました。

【31日 メヒアのソロ直後に片山が2ラン!】

 冷たい風が吹きつけ、おまけに雨まで降る寒い日曜日。前日よりさらに短い2時間17分という試合で、見ている我々も本当に助かりました。小幡選手に続いて、この日は片山雄哉選手にも1号ホームランが出ています。しかも3日連発のメヒア選手に同点ソロを浴びた直後の勝ち越し2ラン!これで広島に3連勝の阪神、通算では引き分けを挟んで4連勝です。

《ウエスタン公式戦》3月31日

阪神-広島 3回戦 (鳴尾浜)

 広島 000 000 100 = 1

 阪神 001 000 20X = 3

先発の高橋遥投手は5回を投げ2安打無四球で無失点。
先発の高橋遥投手は5回を投げ2安打無四球で無失点。

◆バッテリー

【阪神】高橋遥‐○望月(1勝1敗) / 片山

【広島】●アドゥワ(2勝1敗)(7回)-矢崎(2/3回)‐飯田(1/3回) / 磯村

◆本塁打 広:メヒア6号ソロ(望月) 神:片山1号2ラン(アドゥワ)

◆二塁打 神:片山

◆盗塁 広:桑原(6)

《試合経過》※敬称略

3回2死一、三塁で熊谷選手がライトへ先制タイムリー!
3回2死一、三塁で熊谷選手がライトへ先制タイムリー!
望月投手は6回からの4イニングで2安打1失点。
望月投手は6回からの4イニングで2安打1失点。

 打線は3回、先頭の片山が左中間二塁打を放つも森越のバントで挟まれてアウト、森越は二塁へ。2死後に島田の右前打で一、三塁となり、続く熊谷が右前タイムリー!先発の高橋遥は三者凡退の立ち上がりで、2回は1安打されましたが自らの牽制により(記録は盗塁死)3人で終了。3回は左足首を直撃する内野安打があったものの後続を断ち、残りは連続の三者凡退で予定の5イニングを投げ切っています。ちなみに5回にもまた左ふくらはぎへの打球が…。でも無事で何よりでした。

 ついで望月が登板。6回は1死から羽月に死球を与え(背負われて退場)、代走の桑原に盗塁を許したあと高橋大の右前打で一、三塁としますが、後続を断って0点!しかし7回、1死後にメヒアの6号ソロを浴びました。打たれたのは2ボールからの3球目、148キロの真っすぐです。これで1対1に追いつかれた阪神。するとその裏、山崎の中前打で1死一塁として片山がフルカウントからの6球目をレフトへ。このプロ1号が勝ち越し2ラン!決勝打となりました。2点のリードをもらった望月は8回と9回を三者凡退で締めて、勝ち投手です。

「楽しかった」と繰り返す高橋遥投手

 高橋遥人投手は2度も打球を受けるアクシデントがあり、試合後に「大丈夫」と言いながら「どっちも痛かったです」と苦笑い。投球内容は「この前のソフトバンク戦に比べたらよかったかなと思います」とのこと。3ボールから粘って三振もありましたね。「しっかり片山さんが引っ張ってくれたので投げやすかったです」

この日は風が強く寒い日で、攻撃中のキャッチボールも上着を着ていました。
この日は風が強く寒い日で、攻撃中のキャッチボールも上着を着ていました。

 試合を振り返って「楽しかったです。この前はちょっと苦しかったけど、きょうは余裕を持って投げられた。前と同じように、変化球でしっかりカウントを取ったり勝負できたので、その分ストレートも生きたと思います。前より真っすぐはよかったんですけど、やっぱり軸はツーシームとかの変化球だったかな。フォアボールがなかったのもよかったです」と高橋遥投手。今季最長の5イニングを投げて「疲れより楽しい方が上回っていました」と笑顔を見せます。

 そして「この前が3回で、きょうは5回投げられて、ちょっとずつ着実にステップアップできているので、それだけで十分です。それに、初めて試合に勝てたので!初めて勝ったんですよ、ファームで投げて。嬉しかったです」と。この日の勝ちは望月投手についたけど、自分が投げた試合そのもので、昨年も勝っていなかったんですね。最後に「楽しかったです。ほんと楽しかった」と繰り返すので、笑ったら「でも本当に楽しかったんで」と、また言っていました。

9回、サード・森越選手のナイススローで2死となり、望月投手は称賛の笑顔。
9回、サード・森越選手のナイススローで2死となり、望月投手は称賛の笑顔。

 次に望月惇志投手のコメント。「以前よりは、1球1球考えながら投げられています。まだまだ思い通りにはいっていないですけど」。メヒア選手のホームランは、真っすぐを続けて打たれたもので「もっと球種を考えたり、真っすぐを続けるなら丁寧にいくべきだったと思います。あそこは決めにいって力が入り、逆にシュート気味にいってしまった。決めにいくときこそ丁寧にいくべき、と感じました」と反省の言葉です。

「反省しかない」と気を引き締める“ヒーロー”

 お待たせしました。プロ初ホームランの片山選手です。「つなぐ気持ちで集中して入った打席」で、133キロの真っすぐを打ったもの。「前の山崎さんが粘って塁に出て、その前に相手にホームランを打たれて痛い思いをしたから、何とかしたいと必死の思いではありました」。打った瞬間?「いや、そんなに。まあ芯でとらえて、外野の頭を越えてくれ!という感じですけど、思いが通じて飛んでくれた」

同点にされた直後のホームラン!片山選手のプロ1号です。
同点にされた直後のホームラン!片山選手のプロ1号です。
勝ち越してくれた片山選手を望月投手も迎えます。後ろの山崎選手も大喜び。
勝ち越してくれた片山選手を望月投手も迎えます。後ろの山崎選手も大喜び。

 ホームランは嬉しいもの?と質問すると「嬉しいですよね」としみじみ言ったあと、真逆の言葉が次々に出てきました。「ただ、一番の仕事はやっぱりキャッチャーなので。きょうは目に見えないミスとか、キャッチャーとして成り立っていないことがたくさんあって、チームに迷惑をかけたり足を引っ張ったり。いい流れを断ち切ってしまっているところもあったし。この1発で“いいね”と言ってもらえるかもしれないけど、個人的には反省することの方が多かったです」

 反省点は、走者を出した際にベンチからのサインをうまく伝達できず時間を要したこと。ワンバウンドを止められなかったこと(暴投や捕逸の記録はなし)。また盗塁を刺せなかったことなど「言ったらきりがないくらい」だそうです。「たまたま打てたからよかったですけど、自分としては反省しかないゲーム。ピッチャーがものすごくよかった。きょうは彼らのおかげで勝てたと思います」

「楽しみがあるよ」という平田監督

 9回2死で、三塁線へのファウルボールを追って森越選手と接触。片山選手が獲って試合が終わり、ヒーロースピーチのマイクを渡されるまで、何度も森越選手に「大丈夫ですか?」と聞いていましたね。「いやいや、もう…。声も聞こえるには聞こえたんですけど、いけると思って。ほんと申し訳なかったです」と恐縮しまくるルーキー。

ぶつかった森越選手に謝る片山選手(上)と、顔をさする森越選手(下)。
ぶつかった森越選手に謝る片山選手(上)と、顔をさする森越選手(下)。
初のヒーロースピーチも何だか複雑な表情?片山選手。
初のヒーロースピーチも何だか複雑な表情?片山選手。

 最後にまた「打てたことで(守備面のマイナスを)帳消しにしていたら意味がない。成長できない。そこは深く反省しているところです。そっちの方が大事」と言っていました。

 反省しきりの片山選手ですが、平田監督は「ホームランの前のヒットもよかったし、打率も5割近い(31日時点で.467)んじゃない?いろんな経験を積んで、早く2ケタをあげたくなる。そのぐらい楽しみがあるよ。積極性もそうだけど、バッティング技術も含めて、逆方向に長打を打てたりするんでね」と高評価。使いたくなりますね?と聞いたら「使いたくなるどころか、使わなきゃいかんでしょ。キャッチャーとしてはまだいろいろ課題があるけど、それはクリアしていけばいいこと」と期待を込めます。

 次の公式戦は4月5日からのソフトバンク3連戦で、その前に社会人チームとの交流試合が行われます。3日が大阪ガス、4日がJFE西日本で、先発は牧丈一郎投手と湯浅京己投手の予定と聞きました。ちょっと寒さが戻っていますので、調整可能な服装でお越しください。

    <掲載写真は筆者撮影>

フリーアナウンサー、フリーライター

兵庫県加古川市出身。MBSラジオのプロ野球ナイター中継や『太田幸司のスポーツナウ』など、スポーツ番組にレギュラー出演したことが縁で阪神タイガースと関わって約40年。GAORAのウエスタンリーグ中継では実況にも挑戦。それからタイガースのファームを取材するようになり、はや30年が経ちました。2005年からスポニチのウェブサイトで連載していた『岡本育子の小虎日記』を新装開店。「ファームの母」と言われて数十年、母ではもう厚かましい年齢になってしまいましたが…1軍で活躍する選手の“小虎時代”や、これから1軍を目指す若虎、さらには退団後の元小虎たちの近況などもお伝えします。まだまだ母のつもりで!

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