阪神タイガース新入団選手発表会《12/7・その2》ファンミーティング編

ヒーローインタビュー体験の際、竹安投手はファンに手を振って応える“練習”も。

阪神タイガースは、ファンクラブ結成10周年だった2013年から『新人選手ファンミーティング』というイベントを開催しています。ことしも7日に大阪市内のホテルで新入団選手発表会が終わったあと、隣の部屋に抽選で選ばれた公式ファンクラブダイヤモンドプラス会員25組50人を迎えて行われました。質問に元気よく答える新人選手たち、笑いや拍手で盛り上げてくださったファンの皆さま。楽しい時間はあっという間に過ぎますね。

締めは全員での六甲おろしですが、まだ歌えない選手はもちろんいます。でもお客様につられて手拍子をし、こぶしを挙げての大合唱となりました。そのあとは参加されたペアごとに選手6人との記念撮影があり、最後にサイン色紙を手渡してお開きです。なお、このファンミーティングの前に行われた『新入団選手発表会』の選手コメントは、こちらからご覧ください。

<夢と希望に満ちた新入団選手発表会・その1>

1分間で質問が次々に…

では早速、3度目の開催となったファンミーティングの内容をご紹介しましょう。まず1人ずつ登場し、1分間で次々と出される質問に即答していきました。

ヒーローインタビュー練習でも冷静沈着、ドラフト1位・高山選手。
ヒーローインタビュー練習でも冷静沈着、ドラフト1位・高山選手。

1位 高山俊外野手

・好きな食べ物は?「ラーメンです」

・どんな映画を?「いろいろ観ます」

・カラオケの十八番は?「いろいろ歌います」(笑)

・具体的に。「えーと、うーん…六甲おろし!」(ナイス)

・長所は?「え~、すぐ答えられるところ」

・尊敬する人。「金本監督」

・対面してどう?「すごいオーラがありました」

※なお最初に自己紹介の中で「セールスポイントはお尻の大きさです!」というアピールがあったことを付け加えておきます。

2位 坂本誠志郎捕手

・自分を動物に例えたら?「えー、犬です!」

・最近した大きな買い物。「財布です」

・趣味は?「映画鑑賞」

・高山選手の印象を。「あっさりしています」

・怖そうな先輩、実名で。「…江越さんです」

・矢野コーチは?「優しい方だと思います」

3位 竹安大知投手

・きのう何をした?「いとこの父母と会いました」

・休日の過ごし方。「寝ること、洗濯、掃除」

・機内食はビーフorチキン?「ビーフです」

・プロ野球選手の次の夢は?「社長になること!」

・登場曲は何に?「Good time」

・金本監督と会って。「すごく大きかった」

六甲おろしの大合唱。ドラフト4位・望月投手も笑顔で「オー!オー!」
六甲おろしの大合唱。ドラフト4位・望月投手も笑顔で「オー!オー!」

4位 望月惇志投手

・初恋はいつ?「(驚いた顔で) 小6です」

・デートで行きたい場所は?「(さらに驚いて) お台場です」

・隣に女子がいてドキドキする距離は?「30センチ!(笑)」

・結婚は何歳でしたい?「25くらい」

・いま何問目?「え、5問目!」(正解)

・金本監督をひと言で表すと?「……尊敬する方です」

※いきなり質問の傾向が大きく変わったせいか、かなり戸惑ったようですが必死に答えていました。

5位 青柳晃洋投手

・得意なモノマネは?「ないです」

・お年玉は貯める?使う?「ガッツリ使います」

・野球を始めたきっかけ。「友だちの親に誘われて」

・目標は?「小林繁さんです」

・チームで一番優しそうな先輩は?「能見さん」

・金本監督の印象。「男です!」

6位 板山祐太郎選手

・好きなテレビ番組は?「フジテレビです」

・それは局名…番組を。「アメトークです」

・好きなタレントは?「武井咲」

・自分の変えたい部分。「シャイなところ」

・目標の年俸はいくら?「…5億円!」(おお~)

・金本監督を前にひと言。「一生懸命頑張ります。よろしくお願いします!」

緊張してヒーローインタビューを受けるドラフト6位・板山選手。
緊張してヒーローインタビューを受けるドラフト6位・板山選手。

全員終わってから補足や、ファンの方からの質問がありました。まず望月投手の“30センチ“について、改めて「そうですね。近いですね。ドキドキしますね」と照れまくる18歳に、みんな笑顔です。次は板山選手の“5億円”で、ご両親に何を買ってあげたいかと聞かれ「家と、父には車を」と即答して拍手!あとは「おすすめのラーメン屋さんを教えてください」とファンの方に言われた高山選手が「僕と(坂本)誠志郎がリーグ戦の前とかによく行く」という府中市のお店を紹介して終了でした。

続いては1つの質問に1人ずつ答えていくコーナー。記者会見と内容的にかなりかぶっているため会見での答えと合わせてご紹介する部分や、逆に省略した質問もあります。ご了承ください。

目標とする選手は誰?

高山選手「金本監督です。同じ右投げ左打ちで長打があって、長く活躍された選手。尊敬しています」。会見でも「理想は金本監督のように長く一流選手としてやっていくこと」と言っていました。

坂本選手「やっぱり矢野さんです。小さい頃から見ていたテレからも伝わる安心感。信頼されているところ。自分の求めている部分を感じたので、早く矢野さんのようになりたい」。ここで坂本選手はどうですか?と聞かれた高山選手が「隣にいて安心する」と答えました。離れても安心できれば、なおいいですね。

皆さんとの記念撮影のため舞台転換中。選手たちもお手伝いしています。
皆さんとの記念撮影のため舞台転換中。選手たちもお手伝いしています。
ようやく準備が整ったようです。テキパキとよく動く新人さんたちでした。
ようやく準備が整ったようです。テキパキとよく動く新人さんたちでした。

竹安投手「もとマリナーズの岩隈投手。三振を取る時に取り、ゲッツー狙う時はゴロを打たせられるところ。フォークで三振は取れているけどゲッツーを取れる速い変化球がないので、しっかり習得していけたらと思います」

望月投手「藤川球児投手です。ストレートとわかっていても空振りしてしまう、手元で伸びるような球で三振を奪いたい。高校で藤川さんの体の使い方とか腕を上から振りおろすフォームを参考にしていました」。挨拶する時は何と?「ずっと目指してきましたと伝えたいです」

青柳投手「小林繁さんです。ジャイアンツキラーの異名を持っていて、やっぱりタイガースに入ったからにはジャイアンツに勝ちたいと思います。ジャイアンツキラーになって、小林さんのように沢村賞を獲りたい」。なお小林繁さんのピッチングフォームは見られないので、渡辺俊介投手とか高津臣吾投手を参考にしていたそうです。

板山選手「高山と同じで金本監督です。小さい頃からテレビで見ていましたが、勝負強くて、長く1軍で活躍された。ここで打ってほしいという場面で必ず結果を残していた印象があります」。今の板山選手はどうですか?「…勝負弱いです」。いやいや謙遜でしょう。会場の皆さんも笑っておられました。

先輩におねだり、誰に何を?

これは挙手した順番での回答で、一番最初に挙げたのは3位の竹安投手でした。早かったですねと言われて、この答えです。

竹安投手「決まっていました!同じ右ひじのトミージョン手術(側副じん帯再建術)を受けた藤川投手に、どうすれば早く復帰できるかを聞きたいと思います」

ドラフト3位・竹安投手と記念撮影中のご家族(ご両親と妹、弟)。
ドラフト3位・竹安投手と記念撮影中のご家族(ご両親と妹、弟)。

青柳投手「安藤さんに、長く続ける秘訣を教えてもらいたいです。あと、ゴルフも教えてほしい」。ここで司会者から「安藤投手はあんまりゴルフをしないので、かみ合わないかもしれませんね」と言われて苦笑いでした。

望月投手「藤浪投手に、投球術を学びたいです」

高山選手「大学時代も話はしたんですけど、1つ上の江越さんにタイガースでの1年目の生活をいろいろ聞きたい」

なるほど、ルーキーとしての立ち位置とか、振るまい方とかですかね。これで残り2人となったので、ほぼ同時に手が挙がりました。ほんの少し早かった坂本選手から。

坂本選手「僕は梅野さんに、プロ1年目から1軍で活躍されたキャッチャーとしての話が聞きたいです。それと僕も江越さんにゴルフを教わりたい。この前(スコアが)133だったとか。1年目として、その上をいかないように」。しっかり笑いも誘っていました。その上をいかないって「先輩よりいいスコアを出さない気配り」なのか「先輩より大叩きしないぞ宣言」なのか、どっちの意味でしょう。未確認ですが、周りの記者陣は後者だと言います。なおラウンド経験は?と聞かれた坂本選手は「ないです。打ちっ放しで…打ちっ放しています!」と(笑)。

板山選手「同じ左打ちの福留選手にバッティングを教えてほしいです。メジャーも経験されて長打もある。反対方向へどうやって飛ばすかを聞いてみたい」

ライバル視している選手は?

これも挙手した選手からですが、最初が板山選手だったので6位から順になりました。

板山選手「DeNAの山崎康晃(投手)です。亜細亜大学で3年間いっしょにプレーしたけど、一度もヒットを打っていないのでプロの舞台で打ちたい」

青柳投手「楽天3位の茂木です。最後の夏に負けたのでリベンジしたい」。補足しておきますと、茂木栄五郎選手(桐蔭学園-早稲田)とは高校3年夏の神奈川県大会で茂木選手に2ランを打たれ、青柳投手の川崎工科高はベスト16で終わりました。まさにリベンジですね。

ドラフト5位・青柳投手は高校時代のライバルにリベンジを誓っています。
ドラフト5位・青柳投手は高校時代のライバルにリベンジを誓っています。

望月投手「中日1位の小笠原(慎之介投手、東海大相模)。同い年として『この代は望月』と言われるように、投げ勝ちたいと思います」

竹安投手「高校の同級生、広島の鈴木誠也(選手)です。高校の時に対戦して打たれたので、抑えてやりたいなと。アウトにしても芯でとらえられたものが多かったですね」

坂本選手「高校の1つ先輩、ヤクルトの山田(哲人)選手です。トリプルスリーに力を貸さないように抑えたい。盗塁も防ぎたいです」

高山選手「日本ハム1位の上原(健太投手)です。同じ大学でやってきて、これからリーグは違うけど対戦したいと思います」

ヒーローインタビュー練習

最後は恒例のヒーローインタビュー練習です。いつか甲子園で経験する時に備え、お立ち台に上がったつもりで答えるもの。ただし内容は「おめでとうございます」「ありがとうございます」のあと、タイガースファンの皆さんに“約束”というか“誓い”の言葉を述べる段取りでした。でも、司会者から振られた問いに動じることなくサラッと答えた2人のやり取りを先に書いておきます。

坂本選手が「ナイスリード」「ありがとうございます」に続いて「勝因はどこにありますか?」と聞かれ、「そうですね。竹安くんがしっかり投げてくれました」と即答。打ち合わせはなかったと思いますよ。すると次の竹安投手も「うまい配球をしてもらって、それが一番の要因です」と返し、なかなか機転の利いたバッテリーぶりも披露しました。最近の新人選手は達者ですね。ではそれぞれの約束をどうぞ。

動物に例えると「犬」だというドラフト2位・坂本選手。
動物に例えると「犬」だというドラフト2位・坂本選手。

高山選手「一日でも早くみなさんの期待に応えられるような選手になりますので、よろしくお願いします」

坂本選手「一日も早くタイガースの一員として、たくさんのヤジも飛ばしていただいて結構ですので、それも力に変えて優勝をプレゼントしたいです」

竹安投手「一日も早く戦力になれるよう頑張ります。応援よろしくお願いします」

望月投手「タイガースファミリーとして、一緒に優勝を味わいましょう」

青柳投手「一日も早く甲子園のマウンドに立てるように頑張りますので、よろしくお願いします」

板山選手「一日でも早く戦力になって、優勝に貢献できるよう頑張ります」