ロシア空軍の戦略爆撃機が巡航ミサイルでシリア攻撃開始

ロシア空軍Tu-95爆撃機(写真:ロイター/アフロ)

11月17日、ロシア空軍のTu-95MS戦略爆撃機がシリアへKh-101空中発射巡航ミサイルによる攻撃を実施しました。15日から始まった空母クズネツォフからの空爆と呼応した大規模攻撃で、Kh-101巡航ミサイルの使用はちょうど1年振りとなります。

  • ロシア国防省公式よりTu-95MS戦略爆撃機によるシリア攻撃

今回発表された動画には空中給油を行いながらシリア攻撃を行うTu-95MS戦略爆撃機とその護衛を行うSu-30戦闘機、空母クズネツォフからシリア攻撃に向かうSu-33艦上戦闘機が映っています。

今回の攻撃でTu-95MS戦略爆撃機はロシア北部から大西洋を出て南下し、ジブラルタル海峡上空を通過して地中海に入ってから巡航ミサイルを発射しています。空中給油を行いながら片道1万1千kmも飛行する大回りな経路です。昨年にも同様の経路からの攻撃と、カスピ海上空からの攻撃がありました。カスピ海からのほうが目標のシリアに近いのですが、こちらからはイランとイラクにミサイルの上空飛行許可を取らなければなりません。

昨年11月のロシア軍によるシリア大規模攻撃の際と異なり、今回の大規模攻撃は現在までカスピ海からの巡航ミサイル攻撃は行われておらず、地中海からの巡航ミサイル攻撃と空母からの空爆作戦が行われています。