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上田綺世に注目集まる/フェイエノールト移籍なるか

中田徹サッカーライター
フットボール・インターナショナル誌ウエブ版のスクリーンショット

■上田はダニロの後継者筆頭候補

7月26日、オランダのサッカー専門誌『フットボール・インターナショナル』電子版は「上田はセビージャ(スペイン)、スポルティング・ポルトガルよりフェイエノールトを選ぶ」と報じた。署名はマルタイン・クラベンダム記者。およそ25年に渡ってフェイエノールトをウォッチし続ける番記者だ。

「フェイエノールトはセルクル・ブルージュと移籍金およそ1000万ユーロ(約15億5000万円/出来高を含む)の合意に近づきつつある。今後、数日間でさらに明確になるだろう」(フットボール・インターナショナル誌)

昨季、オランダリーグを制したフェイエノールトのストライカー陣はサンティアゴ・ヒメネス(メキシコ代表)、ダニロ(ブラジル人)の2人。ダニロのグラスゴー・レンジャーズ(スコットランド)移籍交渉が大詰めを迎えており、現地メディアは「ダニロの穴を埋めるストライカーとして上田は筆頭候補」と報じている。

■「フェイエノールトの監督にとって上田は夢のストライカー」

世界のタレント事情に詳しいスレイマン・オズチュルク記者は「上田は『ニュー・フェイエノールト』にピッタリの選手。ハードワークするストライカーでスペース認知に秀でておりプレッシングが良い。アルネ・スロット監督にとって夢のようなストライカー。そして彼は本当に良いフィニッシャー。セルクル・ブルージュで22ゴールを叩き出した」とフットボール・インターナショナルのトークチャンネルで語っている。

一方、全国紙の『デ・テレフラーフ』は25日、「フェイエノールトのオファーは、セルクル・ブルージュの希望額に対して開きがある」と報じている。

全国紙『アルヘメーン・ダッハブラット』のミコス・ハウカ記者は「上田の獲得が決まれば、フェイエノールトにとって間違いなく良い補強になる。得点力の高い、本当にいい選手だ」と語った。

レギュラー格のヒメネスは昨季のヨーロッパリーグ、対ローマ戦で退場しており、今季のチャンピオンズリーグ開幕2試合は出場停止。上田にはいきなり大舞台登場の期待がかかる――と現地メディアは記す。

もちろん交渉事は契約書にサインをするまでわからない。フェイエノールトへの移籍が成立するか否かはさておいて、昨季1年間、ベルギーリーグで目を見張る実績を残した上田の価値が欧州内で急上昇し、夏の移籍市場の目玉となっている現実を知るレポートとして捉えていただければ幸甚だ。

サッカーライター

1966年生まれ。サッカー好きが高じて、駐在先のオランダでサッカーライターに転じる。一ヶ月、3000km以上の距離を車で駆け抜け取材し、サッカー・スポーツ媒体に寄稿している。

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