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GT-Rを組み立てられる!? 子供も遊べる学べるジャパンモビリティショー

武者良太ガジェットライター
(筆者撮影)

長らく続いてきた東京モーターショーからブランド名を変えて開催されているジャパンモビリティショー。各社の展示のなかで、筆者がもっとも注目したのがマツダブースに展示されていたロードスターです。

子供だけが乗れるロードスターがあった

(筆者撮影)
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妙にハンドルが大きい?と思った方もいるでしょう。実はこれ、実物の2/3サイズ。

(筆者撮影)
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小学生以下の子どもたちに、オープンエアーのドライビングを体感してもらうためのアトラクションなのです。眼前のスクリーン下から風が吹き付けてくるというギミックはシンプルな仕掛けですが、オープンカーならではの開放感たっぷりな雰囲気を濃厚に体験できるものでした。

クルマの開発・製造現場を体験できるキッザニアコーナーも

(筆者撮影)
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東京モーターショー2019でも開催されたOut of KidZania(アウト オブ キッザニア)コーナーもありました。そうです。仕事体験ができるキッザニアの出張ブースです。

(筆者撮影)
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日産はGT-Rの組立工程が学べるアッセンブリ作業のコンテンツを。

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トヨタは燃料電池の技術が学べる体験コンテンツを用意しており、各社それぞれ独自の企画で子どもたちに自動車作りの現場体験をしてもらっていました。

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特に興味深かったのがスズキです。

(筆者撮影)
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目的に応じてiPadで各パーツの色を決めてもらい、最後に、なぜその色に決定したのかの理由をプレゼンしてもらうというプログラムになっており、発想&実行&発表がまとめて体験できる内容となっていました。

クルマが好きな子どもたちを増やすための企画か

(筆者撮影)
(筆者撮影)

自動運転が当たり前の時代となったら、趣味性の高い自動車の市場はしぼんでしまうだろうという声があります。また様々な業種で人材不足が叫ばれていますが、それは自動車の製造現場でも同じです。

子供に向けたジャパンモビリティショーのコンテンツを見ていると、大人向けに最新モデルを発表したり、将来のモビリティ文化を予想できるコンセプトカーを展示するだけではなく、次世代を育てるための行動も大事だと実感しました。

ガジェットライター

むしゃりょうた/Ryota Musha。1971年生まれ。埼玉県出身。1989年よりパソコン雑誌、ゲーム雑誌でライター活動を開始。現在はIT、AI、VR、デジタルガジェットの記事執筆が中心。元Kotaku Japan編集長。Facebook「WEBライター」グループ主宰。

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