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3試合が雨で中止であすはダブルヘッダーに 11月のプレミア12に備えた試合消化策<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
雨のインチョンSSGランダーズフィールド(写真:SSGランダーズ)

20日のKBOリーグは雨で3試合が中止。今季のKBOリーグは金、土曜日の試合が中止になった場合、翌日に同一カードのダブルヘッダーが行われる(3、7、8月を除く)。

昨季のKBOリーグは雨天中止が72試合あり、22年の42試合よりも大幅に増えた。そのため韓国シリーズの開幕が11月7日と例年より遅れ、その影響により11月16日からのアジアプロ野球チャンピオンシップに、韓国シリーズを戦うLGツインズ、KTウィズ所属の代表選手は参加を辞退することになった。

今年は11月10日から「プレミア12」が行われる。それに合わせて今季のKBOリーグは遅くとも11月初旬にはすべての日程を終えられるよう、公式戦開幕を昨季より約1週間早い3月23日に。そして中止対策としてダブルヘッダーの実施規定が設けられた。

◇4月20日(土)の結果

・トゥサン 中 止 キウム(チャムシル)

 勝:

 敗:

・SSG 中 止 LG(インチョン)

 勝:

 敗:

・ハンファ 0 - 1 サムスン(テジョン)

 勝:ウォン テイン

 敗:ファン ジュンソ

・KIA 9 - 1 NC(クァンジュ)

 勝:ネイル

 敗:ハート

・ロッテ 中 止 KT(プサン)

 勝:

 敗:

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「ハンファ-サムスンは投手戦」

ハンファイーグルス-サムスンライオンズ(テジョン)は1-0でサムスンが勝利。この試合、両チームの先発投手が好投。サムスンのウォン・テインは6回2安打無失点、ハンファのファン・ジュンソは5回4安打1失点だった。勝ったウォン・テインは3勝目(1敗)。

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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