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30歳の控え外野手が2打席連続弾 マキノン(元西武)も一発含む2安打で打率3位に<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
得点に沸くサムスンナイン(写真:サムスンライオンズ)

14日のKBOリーグは全5試合が14時開始のデーゲームで行われた。

サムスンライオンズ-NCダイノスは12-5でサムスンが勝利。サムスンは7番レフトで出場のイ・ソンギュが4回裏の2打席目に今季初アーチを右中間へ、6回の3打席目にもレフトへ一発を放ち2打席連続ホームランを記録した。

2本のホームランを放ったイ・ソンギュ(写真:サムスンライオンズ)
2本のホームランを放ったイ・ソンギュ(写真:サムスンライオンズ)

サムスンは3回の4番デビッド・マキノン(元西武)のライトへの2点タイムリーが決勝打に。マキノンは7回にセンターバックスクリーンへ2号2ランを放ち、3打数2安打4打点1四球。リーグ3位の打率3割6分2厘をマークしている。

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◆「チャンスに強い30歳」

自身初の2打席連続ホームランを放ったイ・ソンギュは30歳の右の外野手。昨季初めて100試合以上に出場もほとんどが途中出場。この日はスタメン起用に応えた。チャンスに強く、昨季の得点圏打率は3割4分1厘。今季もここまで3打数2安打2打点を記録している。

映像:4月14日 サムスン-NC  KBOハイライト(KBO公式YouTubeチャンネル)

◇4月14日(日)の結果

・トゥサン 9 - 5 LG(チャムシル)

 勝:キム ドンジュ 

 敗:ソン ジュヨン

・キウム 7 - 5 ロッテ(コチョク)

 勝:チョン ジュンピョ

 敗:ナ ギュンアン

・KT 1 - 8 SSG(スウォン)

 勝:オ ウォンソク

 敗:オム サンベク

・ハンファ 2 - 5 KIA(テジョン)

 勝:イ ジュンヨン

 敗:チャン シファン

・サムスン 12 - 5 NC(テグ)

 勝:ウォン テイン

 敗:イ ジェハク

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「首位KIA6連勝、最下位ロッテ6連敗。」

首位のKIAタイガースが6連勝、一方最下位のロッテジャイアンツは6連敗となった。1位から10位までのゲーム差は10。

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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