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めがねのエースのカーブがキレキレ 7回9K1失点でパク・セウンが今季初勝利<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
7回9奪三振で今季初勝利を挙げたパク・セウン(写真:ロッテジャイアンツ)

6日のKBOリーグは全5試合が17時開始で行われた。

ロッテジャイアンツ-トゥサンベアーズ(プサン)はロッテがパク・セウン、トゥサンがクァク・ピンの両エースが先発登板。試合はロッテが8-1で勝利した。

ロッテのパク・セウンは立ち上がりからカーブの制球、キレが抜群。1回裏2死で4番キム・ジェファンからカーブで空振り三振を奪うと、2回も5、6番とカーブを決め球に二者連続の3球三振。7番キム・インテはフォークを振らせて、4者連続となる空振り三振を奪った。

パク・セウンは7回103球を投げて5安打1失点。奪った9つの三振のうち6つがカーブ。パク・セウンはカーブを決め球だけではなく、ABS(自動投球判定システム)の特性を生かし、高めから入るカーブをカウント球としても使っていった。

一方、トゥサンの先発クァク・ピンは5回6失点で2敗目となった。

映像:KBOハイライト 4月6日 ロッテ-トゥサン(KBO公式YouTubeチャンネル)

◇4月6日(土)の結果

・LG 8 - 4 KT(チャムシル)

 勝:ユ ヨンチャン

 敗:パク ヨンヒョン

・キウム 7 - 6 ハンファ(コチョク)

 勝:デ・ヘスス

 敗:ペーニャ

・KIA 4 - 7 サムスン(クァンジュ)

 勝:キム ジェユン

 敗:チョン サンヒョン

・ロッテ 8 - 1 トゥサン(プサン)

 勝:パク セウン

 敗:クァク ピン

・NC 16 - 3 SSG(チャンウォン)

 勝:カスタノ

 敗:ダガー

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「サヨナラ安打の2日後にサヨナラ満塁弾」

LGツインズのク・ボンヒョクがKTウィズ戦の4-4で迎えた9回裏1死満塁で、レフトへ1号満塁ホームラン。LGが8-4でサヨナラ勝ちした。ク・ボンヒョクは4日のNCダイノス戦でサヨナラ安打を放ったばかり。両日とも途中出場でヒーローになった。

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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