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韓国シリーズ第4戦はLGが大勝し3連勝 29年ぶりの王者に王手<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
1回に先制2ランを放ったキム・ヒョンス(写真:LGツインズ)

公式戦1位のLGツインズが2勝、プレーオフを勝ち上がったKTウィズの1勝で迎えた韓国シリーズ第4戦はLGが15-4で大勝。3勝1敗として29年ぶりの韓国シリーズ制覇に王手をかけた。

LGは1回表、1死一塁で3番キム・ヒョンスがライトに2ランホームラン。2点を先制した。その後試合は中盤以降、LG打線に火がついた。5-1で迎えた7回表、前日決勝3ランを放った5番オ・ジファンが3試合連続となる3号3ラン。LGはこの回打者一巡の7得点で12-1として試合を決定づけた。LGはこの日17安打を記録した。

LGは決勝弾のキム・ヒョンスと6番ムン・ボギョンが3打点、オ・ジファンが4打点と活躍を見せた。

韓国シリーズ第5戦は3、4戦のスウォンKTウィズパークから場所を移し、移動日を挟んで13日にチャムシル球場で行われる。

⇒ 2023年 KBOリーグポストシーズン日程表

◇11月11日(土)の結果

・韓国シリーズ第4戦

 KT 4 - 15 LG(スウォン)

 勝:キム ユンシク

 敗:オム サンベク

◆「5~7戦はチャムシルで開催」

韓国シリーズに公式戦1位チームへのアドバンテージはないが、2020年から5戦以降の開催球場が1位チームの本拠地となった。ちなみに古くは出場両チームの本拠地球場が小規模の場合、5戦以降はチャムシル球場で行うという決まりがあった。

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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