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2位KTが2発とエースの好投で勝利 4位NCの連勝を止めプレーオフ1勝2敗に<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
好投のコ・ヨンピョ(写真:kt wiz/初報から差し替え)

4位NCダイノスの2連勝で迎えたプレーオフ第3戦は、2位KTウィズが3-0で勝利し一矢を報いた。

KTは2回表、第1戦の9回に満塁ホームランを放っている8番のペ・ジョンデが、レフトに2ランホームランを放って2-0と先制した。

試合はそのまま両チーム得点がないまま進んだ7回表、KTは6番ムン・サンチョルがレフトにソロホームラン。リードを3点に広げた。

KTの先発、エースのコ・ヨンピョは6回105球を投げて散発の3安打、5奪三振でNC打線を0点に抑えた。

敗れたNCはワイルドカード決定戦から続いたポストシーズンの連勝が6でストップ。プレーオフの対戦成績はNCの2勝1敗となった。プレーオフは先に3勝したチームが韓国シリーズに進出する。

プレーオフ第4戦は3日の18時30分から、3戦に続きNCの本拠地チャンウォンNCパークで行われる。

⇒ 2023年 KBOリーグポストシーズン日程表

◇11月2日(木)の結果

・プレーオフ第3戦

 NC 0 - 3 KT(チャンウォン)

 勝:コ ヨンピョ

 敗:タナー

◆「外国人選手の負傷時の代替制度を導入」

KBOリーグは外国人選手がケガなどで長期離脱する場合の対応策として、来季から「代替外国人登録制度」の導入を決めた。外国人選手が6週間以上治療等を行う場合、その選手が復帰するまでの期間に限り、当該球団は既存の外国人枠(3人)とは別に代替の外国人選手との契約が可能になる。代替外国人選手の報酬は1か月あたり10万ドル(約1,500万円)に制限される。

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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