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【APBC】韓国・リュ監督「アジア大会金メダルで世代交代に成功、優勝目指す。4番はノ・シファン」

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
会見に出席した4チームの首脳陣(写真:ストライク・ゾーン)

11月16日から東京ドームで行われる、24歳以下の選手を中心とした野球の国際大会「アジアプロ野球チャンピオンシップ」(APBC)の記者会見が、24日都内で行われた。

会見には野球日本代表侍ジャパンの井端弘和監督をはじめ、韓国リュ・ジュンイル(柳仲逸)監督、チャイニーズ・タイペイのチェン・ジンフォン(陳金鋒)監督、オーストラリアのグライム・ロイド投手コーチが出席した。

今月7日まで行われたアジア大会(中国・杭州)に続き韓国代表を率いるリュ・ジュンイル監督は「アジア大会で金メダルを獲得して世代交代に成功した。今回のメンバーにはアジア大会の代表選手が3分の2程(17人)入っている。ベストを尽くして優勝を目指す」と話した。

またチームの4番について「今年ホームラン王(31本)になったノ・シファン選手(ハンファ)です。長打力を発揮することを願っています」と語った。

同大会の参加資格は各プロリーグに所属する24歳以下(1999年1月1日以降生まれ)、または入団3年目以内の選手。オーバーエイジ枠は29歳以下(1994年1月1日以降生まれ)の3選手まで参加可能となっている。

韓国代表は11月6日から13日までテグサムスンライオンズパークで練習を実施する。なおKBOリーグは現在ポストシーズンの最中。公式戦の雨天中止が多かった影響で例年より遅れての開催となっている。

韓国シリーズが第7戦まで行われた場合、終了日が大会前日の11月15日となるため、ポストシーズンに進出しているチームの選手は入れ替えの可能性もある。

韓国代表メンバーは以下の通り。

投手

◆チョン・ウヨン(LG)、◆パク・ヨンヒョン(KT)、△オ・ウォンソク(SSG)、△◆キム・ヨンギュ(NC)、◆クァク・ピン、△チェ・スンヨン(以上トゥサン)、チョン・ヘヨン、△◆チェ・ジミン、△イ・ウィリ(以上KIA)、チェ・ジュンヨン(ロッテ)、◆ウォン・テイン(サムスン)、◆ムン・ドンジュ(ハンファ)

捕手

◆キム・ヒョンジュン(NC)、ソン・ソンビン(ロッテ)、◆キム・ドンホン(キウム)

内野手

△◆ムン・ボギョン(LG)、◇◆キム・ジュウォン(NC)、キム・ドヨン(KIA)、◆ノ・シファン(ハンファ)、△◆キム・ヘソン、キム・フィジプ(以上キウム)

外野手

△◆カン・ベクホ(KT)、△◆□チェ・ジフン(SSG)、◆ユン・ドンヒ(ロッテ)、△◆キム・ソンユン(サムスン)、パク・スンギュ(国軍体育部隊・サンム、サムスン所属)

△は左投手、左打者 ◇は両打ち ◆はアジア大会代表選手 □はオーバーエイジ枠

⇒ 第19回アジア競技大会(2023/中国・杭州)韓国代表と結果

⇒ 2023年 韓国プロ野球個人成績

⇒ アジア プロ野球チャンピオンシップ2017(前回大会) 韓国代表と結果

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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