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スンちゃん率いるトゥサンが連勝を9に伸ばす 2位と4G差の3位<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
勝ち越し走者のチョ・スヘンを迎えるイ・スンヨプ監督(写真:トゥサンベアーズ)

12日のKBOリーグは全5試合が18時30分開始のナイトゲームで行われた。

SSGランダーズ-トゥサンベアーズ(インチョン)は両チームの先発投手が好投。試合はトゥサンが0-1で1点を追う7回裏、7~9番の3連打で2点を挙げて勝ち越しに成功した。

トゥサンは8、9回にも1点ずつ追加し、4-1で勝利。イ・スンヨプ監督率いるトゥサンは連勝を9に伸ばした。3位のトゥサンは貯金を6として2位SSGとのゲーム差を4に縮めている。

トゥサンの先発ブランドン・ワデルは6回4安打1失点。6月のチーム合流以来、4試合で2勝1敗、防御率1.04と好投を続けている。

決勝打となる逆転タイムリー二塁打を放った9番のパク・チュンヨンは、今季NCダイノスから移籍。先週7日に育成から昇格し1軍登録されると、9日には3安打3打点を記録するなど結果を残している。

◇7月12日(水)の結果

・LG 1 - 2 ハンファ(チャムシル)

 勝:ムン ドンジュ

 敗:ケリー

・キウム 3 - 4 KT(コチョク)

 勝:クエバス

 敗:キム ジェウン

・SSG 1 - 4 トゥサン(インチョン)

 勝:ブランドン

 敗:ムン スンウォン

・KIA 3 - 2 サムスン(クァンジュ)

 勝:ユン ヨンチョル

 敗:ウォン テイン

・NC 11 - 2 ロッテ(チャンウォン)

 勝:フェッド

 敗:ナ ギュンアン

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「現役ドラフト復活」

韓国野球委員会(KBO)は今年3回目の理事会を開き、2011年から19年まで隔年で実施していた現役ドラフト(2次ドラフト)を復活させることを決めた。現役ドラフト廃止後は21、22年と2軍FA制度が導入されていた。

(関連記事:選手会提案の「現役ドラフト」 韓国では8年前から実施。その成果は?

(関連記事:LGが残り4試合で8年ぶりの3位以上確定/現役ドラフトを廃止し2軍FA制度を導入

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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