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ブキャナン7回2安打無失点 ピレラが一発含む3打点でサムスンが連敗を3で止める<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
デービッド・ブキャナン(写真:サムスンライオンズ)

8日のKBOリーグは全5試合が18時開始のナイトゲームで行われた。

NCダイノス-サムスンライオンズ(チャンウォン)はサムスンの先発デービッド・ブキャナン(元ヤクルト)が4回までNC打線を無安打ピッチング。序盤はカーブでカウントを稼ぎ、高めの直球で空振りを奪った。中盤以降はカットボール、ツーシームで内野ゴロを誘っていった。

ブキャナンは7回104球を投げて被安打2、無失点。21個のアウトのうち9つがショートゴロだった。

一方、サムスン打線は1—0で迎えた4回表、5番ホセ・ピレラ(元広島)が9号ソロを放って2-0とした。サムスンは6回に3点、7回にはピレラの2点タイムリー三塁打などで3点を挙げて、8-0で快勝した。

ブキャナンは今季6勝目(6敗)。最下位(10位)のサムスンは連敗を3で止めた。

◇7月8日(土)の結果

・トゥサン 5 - 2 キウム(チャムシル)

 勝:アルカンタラ

 敗:チェ ウォンテ

・KT 0 - 7 KIA(スウォン)

 勝:イ ウィリ

 敗:コ ヨンピョ

・ハンファ 7 - 9 SSG(テジョン)

 勝:エリアス

 敗:サンチェス

・ロッテ 3 - 12 LG(プサン)

 勝:プルトコ

 敗:パク セウン

・NC 0 - 8 サムスン(チャンウォン)

 勝:ブキャナン

 敗:シン ミンヒョク

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「トゥサン7連勝 アルカンタラ9勝目」

トゥサンベアーズがキウムヒーローズに勝利し7連勝。トゥサンの先発ラウル・アルカンタラ(元阪神)が6回2失点で9勝目(3敗)を挙げた。

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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